

大国ロシアにもめっちゃ元気なプラモメーカーがあります。その名も「ズベズダ」。覚えやすいですね。このメーカー、昨今の中国メーカーを中心としたハイエンドプラモ(エッチングが入ってたり、パーツがバキバキに細かかったり、まさに豪華リゾートなプラモ)で攻めるのではなく、パーツ分割もそこそこで、そこそこなモールドというすごく良い塩梅のプラモを多数発売しております。海外メーカーの中でも価格は控えめで、「いい感じのサービスが受けられる健康センター」、もしくは「銭湯」と言った感じです。エアフィックスと同じくらい僕の中では好きな海外メーカーです。

そんなズベズダのプラモの中には「スナップフィット」でスケールモデルを楽しんでみよう! というものがあります。1/72スケールという小さな模型にその傾向が見られます。上の写真の赤丸の中にある飛行機がバラバラになっているマークがスナップフィットキットの印。右上の三角コーナーにも「スナップフィット ノーグルー」って書いてありますね。キングタイガーがそんなにサクサクと接着剤無しで組むことができるの? 実食といきましょう!



フックなどの小さいパーツはテンションが固め。デザインナイフでちょっと穴を広げて入れてやるのが良いです。あと、こう言った小さいパーツにはやはり「接着剤」を使った方がいいな〜といきなり本音が出ました。

ミニスケールの戦車模型で各メーカーが必ず頭を使ってくるのが足周り。ミニスケ戦車のメインディッシュです。ズベズダのキットのパーツ分割は王道の「転輪数珠繋ぎ」。ある程度まとまって転輪が成型されています



まさかプラの履帯をそのまま曲げろときました! 優しい顔してマジプーチン。敵国のキングタイガーだし容赦ないのか? とさまざまな不安の中、やります!



車体に一体成型されている軸に先ほど作ったパーツを差し込みます。ちょっとメキメキ感がありますが、しっかり固定されます。



スナップフィットだからお手軽! という考え方は決して正しいとは思っていません。やはりフックや小さいパーツはプラの嵌合のテンションで支えるより、接着剤をちょんと着けて貼る方がとっても楽です。接着かスナップか?という二極化ではなく適材適所で自分で選択していく。そんなプラモの選択の道をnippperは1年間お届けしてきたと思います。「スナップ固いな〜、接着剤使うか」って思考はあなたがプラモと寄り沿っている証拠。このキングタイガーもそんな感じで僕は作れてとても楽しい経験でした。そしてズベズダの1/72の刺身での佇まいがすごく好みだったので、あえて色を塗らずに組んでコレクションしたくなりました! 良いプラモですよ。
