ひと足お先にプラモ納涼祭開催!! 冬季迷彩塗装で涼しさゲットだぜ!!!

▲寒い寒い雪。そんな中も戦わなきゃいけない。そこで生まれたのが冬季迷彩。雪になれ!

 朝晩も暑くなってきた今日この頃。「かき氷」や「冷やし中華、はじめました」の足音が聞こえてきましたね。プラモでも涼をとってみますか。とっても涼しい「冬季迷彩」。この迷彩はたった1色で雰囲気がとてもよく出る塗装方法です。キャラクターモデルでももちろんかっこいいよ!

▲使用するキットはパッケージから冬季迷彩の「タミヤ 1/48スケール ミリタリーミニチュアシリーズNo.25 ドイツ陸軍III号突撃砲G型」
▲キット詳細はこちらの花金プラモの記事を読んでね
▲え? 白の水性塗料で冬季迷彩していたの!?

 雪の中での戦いという特別なシュチュエーションだけに、冬季迷彩は現場にあるものなどで応急的に施されたりしてきました。その応急迷彩的なかっこよさ! 現地で改修するドラマもそそりますよね! タミヤの説明書にも「白の水性塗料」で施されたとあります。タミヤで水性塗料……

▲呼びましたね。私タミヤアクリルを。水性塗料ですよ!

 まさにタミヤには水性塗料がある! タミヤアクリルです。今回このフラットホワイトとアクリル溶剤を使って冬季迷彩をやっていくぞ! ホワイトを塗って、アクリル溶剤を染み込ませた筆や綿棒ででガシガシ擦るだけ!!

▲冬季迷彩が施される車両はくっきりばきっとした色で塗っておきます。この段階でグラデーションなどは必要なしです。その理由は後半にわかります

 僕は戦車模型はタミヤアクリルでだいたい塗ります。ですのでタミヤアクリルで塗ったダークイエローの上に、タミヤアクリルのフラットホワイトを塗って、その上から溶剤でいじると、全部溶けます。それを防いでくれるマテリアルをここで召喚します!

▲ラッカーパイセンだ! ラッカーのクリアーを缶スプレーで吹いて、ダークイエローの上にラッカーの保護膜を作ります

 ダークイエローのうえにラッカーのクリアーを吹きます。缶スプレーでコートするぐらいではタミヤアクリルは溶けませんので安心してください。ダークイエローの上にラッカー層の膜ができるので、この上からタミヤアクリルの塗料や溶剤をかけてもダークイエローにダメージは出ません。もともとラッカー塗料で車両を塗っている人は、このラッカーバリアー法は必要ないっす。

▲お外やベランダでさっと吹いてしまいましょう
▲ラッカーのクリアーが乾いたら、薄くアクリルのフラットホワイトを吹き付けます

 白を吹いたことで下のダークイエローが一気にパサ〜っと色味を失っていきます。これが冬季迷彩のポイント「ベース色は濃い目でバキっとした色にする」理由なのです。オリーブドラブの車両も明るい緑などにすると明暗さがなくなりパサパサになってしまいます。瓶生の状態で塗れば大体大丈夫です。

▲半乾きくらいの時にアクリル溶剤を染み込ませた筆でドライブラシのようにゴシゴシしてみましょう
▲こんな風に劣化して剥がれた雰囲気が速攻できます

 冬季迷彩はエナメル塗料でもできるのですが、僕はエナメル塗料よりも流動性が低いタミヤアクリルだからこそできるがさっとした雰囲気が好きで、この方法で冬季迷彩をしています。

▲剥がしすぎてダークイエローが露出しすぎ! 見つかっちゃうぞ

 剥がし系のウェザリングは楽しすぎていつの間にか全裸or半裸になっていることがよくあります。上の写真は足回りくらいしか迷彩効果ない感じになっているので靴下しか履いていない変態さんです。でも、安心してください。もう一度白を吹けばいいんです。

▲あれ? かえってカッコよくなってない?

 実は一度剥がした上からもう一度各所のバランスを見ながら白を塗ると、冬季迷彩にさらに表情が出ます。剥がれている部分、剥がれかかっている部分、塗りたしたのかな?って思わせてくれる部分など「白一色」で異なる表情が出ます。そして冬季迷彩をしてから、さらにウェザリングカラー などで汚してみましょう。白が汚れてさらに歴戦! 雰囲気がどんどんマシマシになっていきますよ〜。

▲これなら雪の中で見つからないぞ!

 塗って剥がす。今回エアブラシでやってますが、筆塗りでも行けます。少しだけ薄めたフラットホワイトを全体にさっとひと塗りして、アクリル溶剤を染み込ませた硬めの筆で擦ればOK! 楽しく冬季迷彩ができますよ!! 暑い夏だからこそ涼しげな模型作ってみてください。それでは〜。

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。