花金だ!仕事帰りに買うプラモ。/まもなく戦車!? 突撃砲の強化タイプを楽しむウィークエンド。「タミヤ 1/48 ドイツIII号突撃砲 G型」

▲T-34を狙い撃つ!!!

 週末が楽しくなるプラモをフミテシの独断と偏見でご紹介する「花金プラモ」。今週は模型好きなら大好きな要素「強化タイプ」を作る楽しみをお届けします。「パワーアップ」とか、「〇〇に特化したピーキーななんちゃらかんちゃら」って言うモチーフは製作意欲が湧きますよね〜。このIII号突撃砲G型も「対戦車戦闘」に特化したドイツ軍の車両です! 低いシルエットに長砲身! 無駄のないシルエットが最高にかっこいいぜ。

▲ダークイエロー冬季迷彩が施されたイラストが最高!
▲突撃砲ってどんな兵器なの?って言う方はこちらの記事をどうぞ

 歩兵の突撃を支援する目的で作られたのが突撃砲ですが、ドイツ軍が連合軍の強力な車両、特にソビエトのT-34やKV-1と遭遇したことで既存車両の改造からこれらの戦車に対抗できるものを作ったのが、この長砲身75mm砲を装備したIII号突撃砲G型です。

▲ソビエトが生み出した超傑作戦車
▲突撃砲の特徴は砲塔を持たないこと。車体と戦闘室が一体になっています
▲この豚の頭みたいな鋳造製防盾は「ザウコプフ(豚の頭という意味らしいです)」と呼ばれるもので、III号突撃砲G型の後期タイプの特徴です。最初はあまり好きじゃなかったんですが、だんだんクセになってくるんですね〜
▲防寒具をしっかりきたアニキ。寒さが伝わります
▲両サイドにはシュルツェンという装甲板を装着できます。そのシュルツェンを引っ掛けるシュルツェン架がこちらです。これだけ装着してもOKで、模型のアクセントにも最適です
▲これがシュルツェン。簡単な板で戦場でも取り外しできます。敵歩兵からの攻撃などの対策用に装備
▲このシルエット! かっこいいい! 僕はシュルツェン架だけつけて、足回りがしっかりと見えるスタイルが好きなので、シュルツェンをよく外します。この長砲身は頼もしく見えますね
▲対戦車戦に特化したことが分かる装備が「キューポラ」。これで視界も一気に良くなります。しかもキューポラの前部には跳弾板も装備されています
▲敵は戦車だけではありません。向かってくる歩兵などにも対応するため、MG34機関銃を装備。車内から遠隔操作できるものもあります
▲デカールの14、15がユニーク。ザウコプフに動物の顔が。当時の人も僕らと同じ感覚でつい遊んじゃうんだなと思うと、なんだか貼りたくなってきますね
▲奥が短砲身のIII号突撃砲B型。同じ名前でもこれだけ変化を楽しめます!作り比べ最高ですよ
▲やっぱり隣にはライバルが欲しい。T-34とかKV-1とかと一緒にコレクションしてね

 旧式化したIII号戦車の車体をベースに、強力なカスタムをされて戦場に投入されたIII号突撃砲G型は、火力&扱いやすさで多くの兵士から信頼を得ます。第二次世界大戦の東西両戦線(フランスなどの西ヨーロッパと、ソビエト方面の東ヨーロッパ)で大活躍。これを扱う砲兵の中から、多数の騎士十字勲章受賞者も輩出しています。砲塔はないけど、75mmの長砲身により「間も無く戦車!」と感じるこのアンバランス感が最高にかっこいいので、ぜひ作ってみてください。それでは〜。

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。