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匂い無し! 溶剤無し!! ペンタイプの便利な塗料「タミヤ ウェザリングスティック」で汚し塗装を楽しんでみよう。

▲ずっと気になっていたタミヤウェザリングスティックを初めて使ってみたよ!! コレすんごい楽しいです

タミヤのウェザリングマテリアルの定番アイテムとして発売されている「タミヤ ウェザリングスティック」。これってどうなるんだろう? って思いながら幾年。一度も使ったことがありませんでした……。溶剤も使う必要がなく、薄めたり拭ったりするのも「水」だけでOK。お子様がいる家庭もめっちゃ安心じゃん!! コレでウェザリングがかっこよく決まれば最高ですね。よし、定番のウェザリングマテリアルにレッツチャレンジ!

▲ペンタイプのおしゃれなデザイン。汚し塗装のウェザリングとは対局にある清潔感
▲キャップを外すと固形の塗料が。ペンを回すとニョキニョキ塗料が伸びて出てきます

おしゃれなデザインに固形の塗料がセットされています。泥や土、砂汚れを再現できるものの他にスノーもあります。雪となると、雪が付着した意外に、雪上での戦いのスペシャル衣装「冬季迷彩」があります。フミテシは冬季迷彩大好きなので、スノーを選択してプラモに雪化粧をしてみようと思います。

迷っていてもしょうがないので、棚にあったIIII号突撃砲を鷲掴みしてウェザリングスティックをえいえいと塗っていきます!

▲なんだかクレヨンを塗っている感覚に近いですね! あうあ〜〜〜めっちゃ白くなる〜〜〜
▲初手から不安になりました。これで大丈夫なのか?

クレヨンのように、少し粘度がある固形塗料です。軽く擦っただけでしっかりと塗料が乗って発色します。特にスノーは白なので、戦車の様な色にはバキっと発色しますね。塗ったら綿棒などで擦ると良いみたいです

▲乾いた綿棒で擦って、塗料を伸ばしてみると〜。あれ〜〜、めっちゃいい感じの表情に!! もう冬季迷彩じゃん!!!
▲指でもいけるっしょ。ゴシゴシ
▲全然やれました。なんか指の方が荒々しい表情が出ますね〜
▲水で薄めたり、伸ばしたり、余分な塗料を拭ったりできるんです。微調整が超楽しい。そしてどんどんいい感じになります
▲細部はペンの塗料を筆につけて、筆先を擦り付けていけばOKです。ドライブラシみたいな感じ筆を動かすといいですよ
▲履帯にガリガリと擦り付けたら、もはや雪!! 乾燥したら固くなって取れにくくなります
▲30分でいい感じに!!! 戦闘を通して冬季迷彩が剥がれた様子も水で薄めればお手軽に楽しむことができます
▲手前がエアブラシで冬季迷彩をしたもの。左がウェザリングスティックで冬季迷彩をしたもの。マテリアルを知るとまた表現の幅が広がるな〜っと実感。今度は併用して冬季迷彩やってみよ〜

塗料自体に匂いもなく、水だけでコントロールできるので溶剤も使用せず快適にウェザリングを楽しめます。コレは本当に便利ですね。ペンの様に使うだけでなく、筆につけて使用するとさらに細かな表現ができます。さくっと汚し塗装を楽しむだけでなく、じっくり汚し塗装を楽しむ時にも力強い味方になってくれると思います。他の色も楽しんでみたくなったので、早速買いに行ってきます。それでは!!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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