家電量販店の模型コーナーでこれまで完全スルーだったコーナーがある。それが鉄道模型のジャンル。なんとなーくプラモデルというより、動かして遊ぶラジコンに近いイメージだったので敬遠していたが、「ジオラマくん」の記事を見て、動かさずにディスプレイするだけってのもアリなのか……!という新たな認知を得る。
というわけで、今回は電車模型に挑戦。全くの門外漢なのでアイテムチョイスから手探りだが、鉄道模型の大きさにはO、HO、N、Zなどの分類があるくらいは知っている(こち亀で読んだ)。日本の主流スケールで、且つガンプラでも馴染み深い1/144に近いということで、Nゲージ(約1/150スケール)を選択。そして、おなじみのバンダイから「Bトレインショーティー」シリーズ……君に決めた―っ!
数ある電車のなかで「銚子電気鉄道デハ1000形」をチョイス。見たことも乗ったこともないが、レトロなペイントに心惹かれて購入(見たことも乗ったこともある通勤電車とかもあったけど……ちょっとねぇ……)。
で、さっそく組み立てる。ハメ合わせがきついトコもあるが、組立自体はニッパーがあればサクサクっとすすむ
Bトレインショーティーは、通常のNゲージモデルと比較して全長が1/2に短縮されているのが特徴。コレクションするにも手頃な手のひらサイズのアレンジがグー。
なお、Bトレインショーティにはその先が用意されている。説明書にも記載があるのだが、他社の動力パーツやディティールアップパーツを組み込むことが可能となっており、ちょっと手間をかけると実際にNゲージのレールの上で走る鉄道模型としても楽しめる。そのあたりの拡張性を秘めているあたりも、完全に鉄道模型未経験のモデラーからちょっと腕に覚えのあるモデラーまで、鉄道模型に触れてみるためのキットとしてなかなか悪くないかも。
Bトレインショーティの展開は2018年頃でストップしているらしいものの、一部車両は通販やオークションサイト等でもまだ購入できるので、ちょっとしたお休み期間にかる~く手を出してみるのも一興かと。どですかでん!
1981年生まれのプラモエンジョイ勢。本業はゲームとかつくる人。