誰にも負けない可愛さを ミリタリーキューティーズ バーニー

 かわいい女の子というのを安直にいうと「正義!」だったりしますが、その「かわいい」って結構主観的。人気を集めるかわいさというのが総選挙的にありますが、私の一票はどこへ、誰の元へ行くのでしょう。

 時代に愛される顔みたいなのがテレビや雑誌を飾るなか、心の中にあるマスターピース的なかわいさはいかんともしがたい、掴めないところにあったりするので、そのへんはなかなか言葉にしにくいところ。たまに口に出せば「おお!」と称賛を得ることもありますが、その反対もあったり。かわいい、キレイ。あなたは誰のどんな感じが好きですか。私はとりあえず「坂井和泉」と四文字の漢字をここに置いておきましょう。

 そんな好みの女の子が自然と生み出される可能性を多く秘めたのが、プラマックスの「ミリタリーキューティーズ」というシリーズではないでしょうか。

 ミリタリーキューティーズのシリーズは現在5つほどラインナップされていますが、その中で最も普遍的な「ミリタリー感」を持っているのは英国女子のバーニーだと思います。オリーブグリーンやベージュで彩られた服装は典型的なミリタリーカラーでありながら、男のファッションにも通ずる普遍的なカラーリング。中田商店のようなミリタリーウェアの専門店に行けば、母親が作る弁当が茶色い様に、オリーブグリーンやベージュばかりの店内に「軍ものとはこういうものだ」ということを教わります。

 バーニーはトラディショナルでありながら今も息づくミリタリーの色合いを持った、ど真ん中なキット。誰にでも一定以上好まれるかわいらしさが作り手の好みによって固定される瞬間は、顔にデカールを貼るとき。自然と好みの顔に目の傾きや離れ具合、眉の角度や位置が決まっていきます。ここにある正解は1つ。自分のかわいいをどれだけ、納得するまで練り尽くせるかだと思います。

 頭の中の「かわいい」をアウトプットする精度を上げる方法をひとつだけ紹介します。それはスマートフォンを三脚に固定して、カメラモードで手近なところに置いておくこと。いざ顔を作る段になったら、とにかく写真を撮りましょう。目の角度、眉の位置を一歩引いた位置から確認するには効果的な手法です。私は、癖で目が真ん中に寄りすぎるみたいなのでそれを直しました。目と目の間にもう一個、目が入るかなぁー。くらいの感覚というか。

 何度か写真を撮ってやり直してると突然「これだ!」という顔が誕生します。自分の中では大正解。私のバーニーが一番かわいい。そんな体験をしてみてください。トラディショナルでクセのない色合い、ポーズ、髪型のバーニーは自分のかわいいを形にするのに最も適したミリタリーキューティーズかもしれないです。

 ちなみにですが、完成後に検索するといろんなバーニーが見られます。顔つきがそれぞれ違うバーニーに作り手の好みが見えるのも、楽しいキットです。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。