

タミヤの超高精度なパーツのフィッティングのプラモデルを一個でも作ると「なぜ仕事はこうも上手く進まないんだ!」と思います。仕事に疲れたサラリーマンの皆様、そして管理職の皆様、チームの連携について悩んでいるならプラモデルを作ってみると数々の問題に気づきがあるかも知れません。

私が思うに大人になって作るプラモデルの面白さの根源って、(「何かを作ろう」という気持ちもそうですが)「進行予定通りに進む面白さ」だと思います。「工程1」でやったことが「工程7」くらいで「……あ、ごめん違ったわ。もう一個タイヤ組んどいて」みたいな話がまずありません。パーツが歪んでいたり、合いがイマイチなこともありますが、それにしたって先述したような無茶がない感じって、仕事でもやっぱり大事にしたい。
……なんてことを考えながらちっちゃな車を一個作ってみると、やっぱり出来上がるんですよね。複雑な曲線の形でも普通に出来上がる。そこには池井戸潤的なドラマも『プロジェクトX』や『プロフェッショナル』的な急な仕様変更やトラブルも起きません。とりあえず形になる。つまり精度や模型そのものが実物に似ているかどうかは別として完成には近づくんですよね。あとはどこまで追求するかでクオリティが上がったり、そもそもあげる必要あったっけ? ってなったりとか、そんな風に悩んだりします。

顔を見たことない設計士の描いた完成形に対して、グーっと迫ることのできるプラモデルの気持ちよさって絶対仕事に役に立つと思うんです。うん。
本当は会議室とかでタミヤのジープの1台くらい作ってみると、カスタマージャーニーだとかユーザーエクスペリエンスだとか、部下の指導とか上司に求めることとか全部わかるんじゃないですかね。
塗ろうとすると一気に段取りが崩壊するんですが、その感じもまたひときわでかい仕事を任されたサラリーマン的マインドでGO!!ということで。