突然原子力空母のプラモが欲しくなり、買いました。ニミッツ級のアイゼンハワー? とかいう船らしいです。ニミッツ級ならなんでもよかった。
手頃な値段で売ってたのがマイクロエースの1/800のものしかなく、「1/800? 小さそうだなあ」とナメて注文したら普通に40cm超あってビビりました。通信販売でプラモデルを買うとデカさがわからないという罠があり、今回はまんまとそれにしてやられた形になります。知ってるか? 原子力空母は太平洋戦争の空母よりデカいということを。
とりあえず空母の形してりゃいいよと思ったので、ありえん適当に1日でパーツを貼り、1日で塗りました。デカールはまったく台紙から剥がれなかった上に粉々に砕けたので「なんか飛行甲板に白線ありゃいいんだろ」と細いマスキングテープを貼って終わらせました。この机の上ではな、私が神なんだ。
さて、せっかく船を作ったので海面に乗せたい。簡単でもジオラマにしたい。以前nippperに書かれてた潜水艦の記事やタミヤのウォーターライン作例を参考にしてみようと思ったんだけどいかんせん空母がでかい。タミヤはフォトフレームを台座に使ってみようとか言ってたのでそうしようと思ったんだけど長辺500mm短辺300mmくらいのちょうどいいフォトフレームが無い。でもスタイロフォームを切り出すのも面倒だしなぁ〜。
なにかいい台座はないかなぁ〜、ととりあえず空母を空き箱に収めてみると妙に収まりが良い。そりゃそうだ。だってもともとこの箱に入ってたんだから……。
……待てよ……?
じゃあプラモの箱を台座に使えばいいじゃないか。天才かもしれん。
だがここで新たな問題が生じる。側面がプラモ丸出しで貧乏くさいのだ。これでは誰に見られても「プラモの箱じゃん。みっともな!」と思われてしまう。嫌だ、ナメられたくない。なんかもっと、木とかで出来た台座に見せかけたい。高級感を騙し騙し出していきたい……!
私はAmazonに縋りついた。翌日、我が家に届いたのは……。
お前……! 木目テープ!!!
こうして誰がどう見ても完璧な木の台座で出来た高級感あるジオラマが完成した。みんなも買うといいですよ。木目テープ。フローリングが凹んだ時とかも使えるし……。
空母はその後こうなりました。おしまい。