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【レビュー】指先サイズのプラモデルでハセガワの意地を感じちゃう/1:350 ガンビア・ベイの艦載機たち

 ハセガワから発売されている1/350のガンビア・ベイは、量産性を極限まで高めた空母として「手頃なサイズでビッグスケールの空母を楽しみたい!」という贅沢な欲求を満たしてくれる非常にナイスなプラモデルです。そして空母であることを示すアイコンとして、甲板上に居並ぶ艦載機が付属しています。これがまあ、とんでもなく小さいのにとてつもない表現力を備えているのです

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 ガンビア・ベイを買うと同梱されているのはTBFアベンジャー×3機とFM2ワイルドキャット×6機です。ワイルドキャットっつったらF4Fじゃろがい……と思ったんですがガンビア・ベイ(っつうかカサブランカ級)はめちゃくちゃ小さいので軽量化と出力向上を果たしたゼネラルモーターズ製のワイルドキャット、FM2が搭載されていたみたい。それにしても全幅25mmくらいの主翼にどんだけこまかいディテールが入ってるんだ!

 アベンジャーはもうちょい大きな飛行機ですが、こちらもただアベンジャーっぽいカタチの何かが入っているのではなくて、フツウの飛行機模型と同じく左右割りの胴体、プロペラ、主翼、水平尾翼がそれぞれパーツになっています。ぶっちゃけ目がシパシパするほど細かいので組み立てには注意力が必要ですが、パーツ同士を貼り合わせる場所はわりと明瞭。

 艦載機だから翼を畳んだ状態と展張した状態を選んで組み立てられます。左右の主翼の角度をよーく見ながらカッコよく組みましょう。そうだ、昔の艦船模型なら胴体と同じグレーで一体になっていたキャノピーもちゃんと透明パーツが用意されていて感動しちゃったよ。髪の毛みたいな細さの窓枠をどうやって塗るかはさておき、これだけ小さくてもちゃんと「飛行機模型」として設計されているのがすごい。
 言うてみりゃハセガワの得意分野である飛行機ですから、1/350スケール(ホントに指先に乗るサイズだぞ!)でもプロポーションやディテールまできっちりと再現するぞというプライドが伝わってきます。なんなら昔の1/72モデルなんかより情報量が多いし、パネルラインやリブの表現も正確なんじゃないかな。

 たった9機ではちょっと心許ないのですが、このパーツだけを箱詰めした「艦載機セット」っちゅうのもかつて発売された経緯がありますから、甲板上にズラッと並べる特盛状態も楽しめるっちゃ楽しめる。まあとにかく、単体でも組みごたえ抜群、鑑賞に耐えうるほどのカッコ良さを備えた艦載機が手に入りますから、みなさんもガンビア・ベイ(あるいはそのバリエーション)をぜひともゲットしてくださいな。そんじゃまた。

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からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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