

令和のタミヤミリタリーミニチュアシリーズのクオリティーを久々に吸収し、戦車模型熱が昂まっているフミテシです。キットの紹介用にマーダーIを組んだら塗りたさMAXになってしまいました!「こんなに緻密なモールドやリベットに色が入ったら…」と思うだけでワクワクしちゃいます。
戦車模型って足回りや、主砲のメカにいろいろなパーツが入り組んでいて、いざ塗装するとなると、しっかり塗れていなくて成型色やグレーのサーフェイサーの色などがチラチラと見えて、一個一個塗りつぶすのに時間がかかります。


こんな時にとっても便利な塗料が「黒や黒に近いグレー」です。これを入り組んだところを中心に塗っておきます。僕たちの世界でも影は暗い色ですよね。入り組んだところはつまり「影」。ここの色が一段落ちていると自然に見えたりします。



以前nippperのミニチュア筆塗りの記事でご紹介した方法の戦車番です。
陰影をくっきりつけるために、下地を黒にしてから基本色を塗る技法がありますが、それとは別にこのようにピンポイントで黒を置く「影塗り」も下地に黒を塗る方法として、とても効果的な塗り方です。黒にうっすら上から塗った基本色が塗ることでグラデーション効果で自然と影が発生します。色の塗り難いところにかかる時間も大幅に短縮されるので、快適に塗装も進みますよ。ぜひ真似してください!

