
いつものメンテに加えて、トラブル対処も。ありがとう「タミヤ エアーブラシ用クリーニングキット」、いいグリスです。2025年もまもなく終了。さぁ、エアブラシをメンテナンスしましょう。

2023年の12月に買った新エアブラシですが、調子が悪い。お気に入りだからこそ、水性塗料もラッカー系塗料もブンブン使っていて、やや酷使気味に来てしまったのでなんとニードルチャック周りが戻りにくい状態になってしまいました。ボタンは戻れどニードルが謎に半開。

そこで登場するのがタミヤ製スプレーワーク エアーブラシ用クリーニングセット。ハンドピースをメンテナンスするのにちょうどよいツールが5つまとまったセットです。


また内部には取扱説明書が入っています。これはタミヤ製のハンドピースの分解図に加え、メンテナンスの難易度別にどう作業するかの解説があります。とても丁寧な内容でこれを頭に入れればあなたもメンテナンス上手、という秘伝の書なのです。

ブラシは中サイズなら同社製スプレーワークカップ接続部のネジを洗うのにジャストなサイズ。ちょっとした大きさが便利で、王冠がたの先端キャップをすみずみまでキレイにしたりと活躍します。

小サイズはノズル内部からカップまでの塗料の流路にピッタリで、これがもうみんな洗いたいこの場所を清掃する必殺の装備です。ブラシにごっそり塗料のゴミがついてきたときは、ちょっとした快感。耳かきで大きなのが取れたときのような気持ちになれます。

ほかに2種類のグリスとシール剤があります。中身はどちらもゲル状の素材で、ハンドピースの細かいところを良くする薬のようなもの。ノズルシール剤は別の機会に紹介するとして、今回私の調子悪いエアブラシに必要なのは高粘度グリスのほうです。

分解しつつ操作して、ノズルが引っかかってるわけではない、ボタンが引っ掛けてしまっているわけではないと問題を切り分けていき、たぶんここが引っかかってるよね、というところを発見。ボタン押しがかなり軽い動きなんですが、グリスで根本をねっちょり捉えてバタつかないようにしつつ、内部で下側になる部分(たぶんここが引っかかってる)が滑るようにグリスを薄く塗っておきます。

ついでにボタン下部のピストンにもグリスを塗っておきます。塗料の付着などもありますがここのグリスがないとボタンの押し下げが渋くなったりいろいろ不具合が出ます。定期的に塗りたい場所です。またグリスを使うときはつまようじを使うのが手を汚さず細かいコントロールが効いて便利。

何度引いても一緒にニードルチャックやボタン押しが戻って来る。本当にありがとう……。汚れを落とすだけではどうにもならなかったトラブルが解決できて、またこのハンドピースには頑張ってもらいましょう。

今回は高粘度グリスに活躍してもらいましたが、エアブラシの塗料に直接触れない部分の潤滑にはこの高粘度グリス、とおぼえておきましょう。ニードルキャップ、ノズルカバー、本体のあいだもこの高粘度グリスをネジ部分につけると空気をしっかり密閉できるし、かなり活躍どころが多いアイテムです。ハンドピースを買ったらぜひこのエアーブラシ用クリーニングセットも手に入れて、メンテナンスに備えましょう!