
小型車両の中に僕らの大好物な「でっかいミサイルランチャー」を搭載したジープ、M151A2・トウミサイルランチャー。今回はこの超イケてるプラモをご紹介です!

オリーブドラブに迷彩がされたかっこいいパッケージイラスト。「タミヤミリタリーミニチュアシリーズ No.125 M151A2・トウミサイルランチャー」。早速OPEN!!


地上部隊の最小単位の輸送手段として活躍するジープ。戦後、その使い勝手の良さからもう一つの使用方法として「小型ロケット砲の運搬」が加わります。軽量で扱いやすいロケット砲の発達により、対戦車攻撃などにも十分に有効な火力を持つようになりました。この「M151A2・トウミサイルランチャー」がまさにその思想で運用されました。

トウランチャーは半自動誘導方式のミサイル。ワイヤーを曳きながら飛んでいきます。射手は目標を照準器の十字線上に捉えているだけでミサイルは目標に飛んでいくので、これまでのミサイルに比べて格段に操作が優しく、命中率もアップしました。
プラモのパーツは車両が2枚、トウミサイルランチャーが1枚の合計3枚。さらにフロントガラスを再現するクリアープラ板が入ります。陸軍タイプと海兵隊タイプの選択式なので、説明書には細かい指示が入るのでじっくりチェックしながら組んでいきましょう。


ジープも強くなったんだぞ!とこのプラモの足回りを組むとわかります。M151A2は、重たい砲の荷重に耐えられるように強化されています。サスペンションのパーツなどが組み合わさっていく様子が楽しいですよ。
M151A2は、陸軍仕様と海兵隊仕様の選択の他に、トウミサイルランチャーを車に積むか、車外に降ろすかの選択も可能です。そして降ろした状態をきれいに組めるようにランナーには治具がつきます。








より僕らの時代に近くなってくる技術体系をプラモを作りながら体感できるのが現用車両の楽しいところでもありますよね。なんかスイッチがたくさんあったり、明らかに威力がありそうな形をしていたり。かと思えばすんごいシンプルな中に超技術が詰め込まれていたりと、様々なことを知ることができます。
ミリタリーミニチュアの世界は第二次大戦のものが花形!みたいなラインナップになっていますが、タミヤは第二次大戦後に起きた戦争や紛争時に登場した兵器もフォローし、商品によっては時代感を掴んでリアルタイムで発売されたものもあります。そんなプラモを作ると説明書には現代史をちょっとだけ知ることができるお話などもあり、プラモを作りながら楽しむことができます。現用車両も作ってみたいな〜と思った人にはこの「M151A2・トウミサイルランチャー」は本当にオススメです!ぜひ作ってください。