戦車模型界イチのスター!? みんなジープって聞いたことありますよね?

 戦車模型には、戦車以外の軍用車両も数多くラインナップされています。「ジープ」というもはや軍用・民生用を問わず同種の四輪駆動車を指すものとして広く使われているこの言葉の源流となった小型万能車、アメリカ軍のMB/GPWも多数のメーカーからキット化されています。主役にもなれるし、周囲の引き立て役にもなれる戦車模型界No.1のユーティリティプレイヤーとして君臨しています。

 もっとも手に入れやすく、何より作りやすいのが「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ(以下MMシリーズ)No.219 U.S.ジープ・ウイリスMB」です。超ド定番の模型として広く販売されています。でも実際に中身を見たことはありますでしょうか?

▲1945年8月までにフォード、ウィリス社であわせて64万台が生産され、第二次世界大戦における連合軍の勝利の立役者ともいえるほど連合軍の足として活躍しました
▲戦争映画でも必ずと言ってよいほど登場しますし、現在でも多くの愛好家によりレストアされ楽しまれている歴史的名車です。なんか見たことあるぞ~ってなる方多いんじゃないでしょうか?
▲公認!!! スケールモデルのキットには様々なメーカーのライセンスマークを見ることができるので、探してみてね
▲タミヤMMシリーズの商品の面白さを底上げするのが、説明書の解説文です。わかりやすいものからドラマ性に富んだものまで。自分が買ったプラモに、より愛着を持つことができます
▲こんなにコンパクト!お昼から組んだら夕飯前には組み上がって、プラモ見ながら晩酌もできちゃいます
▲本体。こんな手のひらサイズの本体に様々なパーツを取り付けていきます。小さい中に様々な要素が盛り込まれるので凝縮感が半端ないです
▲記事序盤から主張の激しいドライバーアニキのパーツ。なんともアメリカ兵!って感じるポーズが魅力的です
▲ひねりのある胴体、車体に肘をかけている腕など小パーツで絶妙に再現されています。腕部の下面は、ハンドルや車体に添えられるような形状になっています
▲表情もにこやかなのが良いですよね。戦場の緊張感を感じない雰囲気があって僕はこのミニチュアがMMシリーズの中でも大好きです
▲ジープの足周りを担うドライブシャフトやリーフスプリングは、細かいパーツ分割をせずに、組みやすさを優先。足周りがすぐ完成して次に行けるのはうれしい限りです
▲エンジンも再現できるキットなんですが、そのパーツ数は4!!
▲ドイツ軍が仕掛けたピアノ線の罠を切断するためのワイヤーカッターや、牽引するための装備品・トウバーを装着したタイプ、前線部隊の強行偵察などの任務に就いたM1919A4軽機関銃を装備した仕様なども選択して製作できます
▲基本的な構成はボディ、シャシー、内装(椅子など)の3要素
▲タイヤは前輪・後輪共に2パーツ構成。貼り合わせるだけ~
▲3要素をくっつけて、ボンネットやウィンドウフレーム、装備品をつけるればジープの完成! 手のひらサイズに凝縮された要素とディテールが目に楽しいプラモです
▲軍用車両ってリアにそれらしい装備がついてるのがかっこいいですよね! ジェリカンとスペアタイヤは鉄板。後も絵になりますね~
▲ボンネットを開けると中も御覧の通り。エンジンの他の要素も含めると内部は全部で6パーツ。少ないパーツ数でも密度感を演出しています。ボンネットが開くだけで整備しているシーンなども作れたりできるので、製作の幅が広がります

 戦車模型というとどうしても戦車に目が行くと思います。でも、実は僕たちがよく目にしたり、何となく見たことあるようなミリタリーな物ってこのジープに代表されるような軍用車両に詰まっているのかもしれません。

 一度作ったことがある人も何度でも楽しめる内容ですし、初めて作る人ならきっと戦車模型・ミリタリーミニチュアの面白さを体感できると思います。机の上のインテリアにもお勧めですよ。

■タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.219 アメリカ陸軍 U.S.ジープ ウイリスMB プラモデル 35219

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フミテシ
@neofumiteshi

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。