「3万円の3Dプリンタで作る三十三間堂」で、机上に京都を出現させた話。

 見てください!僕のデスクにちょこんと、それでいて堂々と鎮座した三十三間堂風のミニチュア。尊い!尊すぎる!リモートワーク疲れも机にこれさえあれば、気分はもう京都。

 仏像好きのあなたは「これどこのメーカーの模型?」と思いましたか?残念、仏像の模型って全然ないんですよねー全く解せない!

 これは売り物ではないけど誰でも作ることができるんです。そう、3Dプリンターがあればね。3Dプリンタ高くない?モデリングどうすんの?……まあ、読んでください。

 ネットで見つけた仏像の3Dモデルをコピペで並べていきます(著作権については充分ご留意ください)。三十三間堂は正しくは千手観音像だし1001体だから、これは別ものだねと思った仏像警察のみなさんごめんなさい!雰囲気を楽しみましょう!

 3Dプリンタで仏像を一気に造型。デジタルの力でレジンの海から仏像を錬成するこの背徳感。コンゴトモヨロシク…。

 仏像を4ARTIST MARKERの金色でぐりぐり塗っていきます。細かくてペン先が届かないところは万年皿にインクを出して筆塗りしよう。

 この作業は仏像に魂を入れる儀式にあたるので、たくさんあるけど1体1体丁寧に金ピカにして徳を積みまくろう。

 3Dプリンタで作ったひな壇に仏像を載せていって完成!

 今回使った3Dプリンタ、Amazonで3万円くらいで買ったやつなんですが、めちゃめちゃ使えるやつです。仏像好きの僕にとって三十三間堂は市販化されてなくて作るのを諦めていたものでした。あなたが作りたいけど諦めてた物もひょっとしたら作れるかも?

 今後も「3Dプリンタがあると、こんな風に楽しいよー」という記事を書いていきたいと思っています、どうぞよろしく。

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普段はプログラムを書いている42才。模型でガチ鬱を回復した経験から模型を愛してやまない。