
メカトロウィーゴの生みの親、モデリズムの小林和史氏によるガンプラの「 時短プラモ」の方法でフミテシが実際に「HGAC ウイングガンダム」を完成させる本企画。ついに今回最終回!ペーパーがけ無し、ランナー状態での塗装で全塗装されたウイングガンダムはどのような仕上がりになるのでしょうか?ランナー塗装で色が乗ってない部分のリタッチと、デカールを使用したマーキングによる仕上げでフィニッシュしましょう!
フミテシ 小林さん遂に今回で最終回です!色々と教えていただきありがとうございます!その結果をぜひご覧ください!
小林 おめでとうございます!最後はリタッチとデカールですね。フミテシ さんは僕とは違う塗料など使われているので、どう仕上がったのか楽しみです!
フミテシ 小林さんの方法論を自分の使いやすいマテリアルを使って取り入れてみました。まずはリタッチをご紹介します。





さらに小林さんからリタッチアイディアの種をご紹介します。

ガンプラの手っ取り早いディテールアップとしてすんごいありがたいのが「デカール」です。色やマーキングが増えて情報量が増しまくります。2人のデカールワークを見ていきましょう。








そして遂に……フミテシの時短プラモ「HGAC ウイングガンダム」完成です!




以前は模型誌の作例も担当されていた小林さんが見せてくれた時短プラモ。実はこの方法を提唱した小林さんも、この方法をさらに自分なりに改善したりして新たなガンプラを作っています。そう、この時短プラモは、ガンプラを全塗装で楽しむ入り口であり、この方法をやってみることで「こうするともっとよくなるかも!」「このマテリアルでもやれそう!」とガンプラ製作のアイディアの種がどんどん目を出すと思います。ここが終着点ではなく、ここからあなたの楽しい模型生活が始まると思います。「あなたが楽しめるガンプラのスタイル」はあなただけの宝物です。この時短プラモを通して僕もそんな宝物を見つけました。

そして今、僕はこの方法をさらに僕のスタイルに合った方法に変えてガンプラを楽しんでいます。もしそちらも知りたいという方がいたらnippperで紹介してみようと思います。小林さんの時短プラモに出会えて本当によかったです。そしてこの場を借りて、記事制作にご協力いただき誠にありがとうございました。
