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【レビュー】リアルロボットプラモにはこういうメカ設定画が嬉しいんだ!/コトブキヤ 機動警察パトレイバー2 the Movie ハンニバル 陸自仕様

 箱を開けて説明書を開くとメカ設定画がバーン!と掲載されており、親子して思わず見入ってしまったのがコトブキヤの『 機動警察パトレイバー2 the Movie ハンニバル 陸自仕様』だ。そして息子はニッパーを手にする前にスケッチブックと鉛筆を手にし、設定画の模写を始めて驚いたのだが、うん、解るぞその気持ち。とにかくまず言いたいことは、ボリューミーなメカ設定画をありがとうコトブキヤ! 大きなメカ設定画には独自の栄養がある!

 メカ設定画によってリアルロボットアニメが補完され、その世界を深く見つめることができるのだが、今回はシンプルに「このメカ、こういうカタチだったのかー!カッコいいー!」というリビドーゆえの息子の「描いてみたい!」に繋がったと思われる。『劇場版パトレイバー1』と『2』は私のフェイバリットであり、説明書に掲載されているBDもコレクションしている。息子が3歳くらいのころから一緒になって観てきたし、子が独りで何度も鑑賞して楽しんできた作品だ。彼が初めて2を観た際に「これは本当にあったお話なの?」と発したのだが、それは作品のリアリティが息子にも刺さった証明でもあった。

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 リアルロボットアニメという架空の世界にリアルを求める運動の中において、雑誌やパンフレットに掲載されたメカなどの設定資料は貴重な栄養源となってきた。ただ、作品やコンテンツが累積し続ける今現在においては、相対的にエンカウント率が低下してしまっている。なので今回のように「ああー! あのメカがプラモになっているー!!」とキットを手にしたら、しっかりメカ設定画も同封されていることはとても幸せなサプライズとなる。

 個人的な印象として、リアルロボットプラモデルの説明書は組み立てと塗装の指示、完成見本が主体となり、こういったキットのモチーフを補完してくれるような設定紹介に割かれるページは少なくなってきている気がする。ただ、様々なコストが掛かってしまうゆえ、メーカーも泣く泣く省略しているのかもしれない。どうあれ、そこに力を入れてくれているコトブキヤを称えたくなった。

 劇中、東京へ治安配備される自衛隊。日常と同居する陸自の車両や特車。このハンニバルに乗車する隊員が、通りすがる保育園児たちに愛想振りまくシーンはフィクションながら大変リアリティ溢れるシーンで印象深い。レイバーというメカは人が乗車するのを想像しやすいモチーフなので、こうやってキットを組み立てながらメカ設定画を見比べて過ごす時間はナイスプラモであり、劇場版パトレイバーのファンの方ならしっかり楽しめる内容だと思う。


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