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【レビュー】V8を!内燃機関を!みのりちゃんと共に愛でよう!!/PLAMAX みのり with ホンダ船外機BF350 グランプリホワイト

 海! クルーザーにビキニのお姉さん!そしてV8大排気量エンジン!! 50歳を迎えた世帯持ちにはなんて眩しいモチーフなんだ! 常夏気分を高めるのにジャストすぎるプラモなので、夏本番を迎える前にオススメしたいのがこのPLAMAX『minimum factory みのり with ホンダ船外機BF350 グランプリホワイト』だ。とにかくまずは箱絵のみのりちゃんの笑顔がサイコー!

 昨年、 minimum factoryでキット化されたHONDAのフラッグシップ船外機BF350 。その際に採用されたカウルのカラーは「アクアマリンシルバー」と称された渋めの銀色だった。対して今回は同じく実機に採用されている「グランプリホワイト」というHONDAを体現する例の白だ。そして「メカ×女子」シリーズとしてHONDAパワープロダクツに添える花、みのりちゃんは完成新規造形という力の入れようなのだ。ただ、その話はまた次回。今回はフラッグシップ船外機、そのパワーユニットとなるV8 5Lエンジンについて話をしたい。なにせHONDA初となるV8エンジン、それにしっかりとフォーカスしているキットなので。

 PLAMAXおなじみのカラフルなプラスチックのなかに、メッキされたスクリューのパーツが。そしてメタルインレットで再現されているカウルに貼るロゴ、こちらも同じくギラつきが眩しい。この時点でもう、実機を模したリアリティが溢れていて嬉しくなる。

 V8エンジンは実機の部品分割に沿うようにパーツが構成されていた。じっくりと「エンジン屋のHONDA」と向き合えたのだが、それはカーモデルやバイク模型で再現されるエンジンとは違い、この船外機プラモはエンジン組立工程が大半を占めているからだ。キットを完成させるまでの長いロードマップのひとつの要素ではなく、エンジンが主役のキットといえるだろう。そしてPLAMAXおなじみの「流し込み接着剤で留めていくのに塩梅よいパーツのハメ合い具合」によって、テンポ良くプラモを組んでいく楽しさも堪能できた。HONDA公式の「BF350専用セル生産ライン」の動画を眺めながらパーツを貼っていくと、かなり気分が高まるのでオススメ。

 豊富なパーツで再現されているV8エンジンではあるが、シリンダーやヘッドの内部の再現までには及んではいない。まぁ、完全に見えなくなるトコだしね…… と思っていたらこの様に両バンクのヘッドとシリンダーブロックとの貼り付けの位置決めに、シリンダー的な半円が造形されていて思わず微笑んでしまった。そのニクイ仕事に。

 先程貼り付けた「生産ラインの動画」を見ていたらエンジンとオイルケースを先に組み付けたくなったし、スクリューへの動力伝達を眺めたくなったので、説明書の指示からそれてBF350を「開き」で組んでみた。実機のディテールが省略されている部位もあるだろうが、船外機がいたってシンプルなメカであることが知れる。なにより1/20スケールで再現されたV8エンジンの存在感が強くて謎の満足感があった。V8、信仰に値するな。

 HONDAの船外機を学ぼうと公式を巡って開いたこのページ。創業者、本田宗一郎が掲げた「水上を走るもの、水を汚すべからず」にシビレた。環境負荷、カーボンニュートラルなどの言葉が一般に広まる今ではあるけれども、半世紀以上前から宗一郎の倫理観としてクリーンな内燃機関づくりに努めていたという。このV8船外機にだってその理念は継承されている。かっけぇなー! そんなHONDAの姿勢を改めて見つめる機会となった船外機プラモ、次回はみのりちゃんをしっかりフォーカスしていく所存。ではまたー!

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