
1981年に登場し、ゲームセンターで絶大な人気を誇ったシューティングゲーム「ギャラガ」の自機を、マシーネンクリーガーの原作者である横山宏の手によってリアルな姿に変えられたプラモ。それが今回ご紹介する「WAVE ギャラガ ファイター GFX-D002b」です。

当時、ギャラガのファイターはゲーム内のグラフィックしかなく、とてもシンプルなドット絵でした。それを横山宏氏が、彼らしいテイストでファイターを表現したのがこのキットです。後に2020年にはfigma Galaxian Galaxip GFX-D001a / Galaga Fighter GFX-D002fという商品も発売されますが、こちらはよりドット絵のトップビューを意識した雰囲気になっています(海老川兼武氏によるアレンジ)。

本キットの内容はとてもシンプルで、爆速で組み上がる飛行機模型となっています。キットの成型色もレジンを思わせてくれるような色で、ゲームグラフィックからオリジナルのアレンジで生み出された本キットを象徴するような、なんともガレージキットスピリッツを感じる仕上がりになっています。

特に最高なのが本体のパーツ。翼以外は2パーツでドカンと成型されています。枠の中ですでに美しい飛行を見せてくれています。


さらに各部には、横山宏氏のルーツでもあるスター・ウォーズプロップや、彼の原作「マシーネンクリーガー」を思わせるような、様々なプラモデルのパーツを貼って生み出したかのようなディテール表現がなされています。


胴体の迫力あるパーツを組み合わせる時がハイライト。後部の大型推進機ともドッキング。たった3パーツでほぼファイターの形になってしまいます。

本キットのパーツは接着剤で貼り合わせます。しっかりとパーツ同士を合わせて、流し込み接着剤を隙間に流してあげれば綺麗に貼り合わせることが可能です。

サイドパネルは取り外し可能。ファイターをもう1機用意すれば、キット内に入っている専用のジョイントを介して合体可能です。ゲーム中での「デュアルファイター」をプラモデルも楽しめるのです。

およそ45分で組み上がりました。飛行機模型でここまでのスピード感で組み立てられるプラモもなかなかないでしょう。ボリュームもしっかりとあるので、満足度が高いキットですよ。横山宏氏の手によって、美しい曲線で表現されたギャラガ ファイター GFX-D002bを、ぜひあなたも楽しんでください。