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【レビュー】銀河一の賞金稼ぎをあなたのデスクにお出迎え。バンダイ「1/12 ボバ・フェット(マンダロリアン)」で味わう、奇跡の復活と素顔の衝撃。

 映画『マンダロリアン&グローグー』を見てから、ディズニープラスでドラマ版『マンダロリアン』を追いかけ始めた人も多いと思います。ドラマ版のシーズン2を観た時、正直自分はひっくり返りました。なぜなら、映画『エピソード6/ジェダイの帰還』で砂漠の怪物サルラックに呑み込まれ、誰もが「死んだ」と思っていた伝説の賞金稼ぎ、ボバ・フェットが五体満足で画面に現れたからです。

 そんな奇跡の復活を遂げた彼の姿を、BANDAI SPIRITSはプラモ化しました。しかも『マンダロリアン』版はアップデートもされていて、商品自体のバリューもアップしています。

 最大の違いは、アーマーの下に着用しているインナースーツです。映画版のどこかミリタリーライクでルーズなグレーのジャンプスーツから一転、ドラマ版では黒を基調とした裏地付きの重厚なローブ(衣服)のようなシルエットに変更されています。

 『スター・ウォーズ』版ではプラスチック成型だった背中のマントが、このキットでは本物の「布素材」へと変更されました。硬質なプラスチックアーマーと、しなやかな布のシワが生み出すコントラストをプラモデルで楽しめるのです。

 そして、このキットの最大のハイライトであり、映画版のキットには絶対になかった要素が、マスクを脱いだ「素顔(テムエラ・モリソン氏の顔)」の頭部パーツが付属している点です。ルークやハン・ソロのトルーパーVerで使われていたトリアキシャルジェットフィニッシュ(詳細はリンクからどうぞ)は採用されておらず、無塗装ヘッドになっています。

 伝説のキャラクターがドラマで帰ってきた喜びと、プラモデルも各部アップデートされて送り出された喜び。2時間くらいで組んで、ポンと机の上やテレビの近くに置けるスピード感も最高です。映画のスクリーンや配信の画面で観た「あの興奮」を、自分の指先でパチパチと組み立てていく贅沢な時間。今週末はニッパーを片手に、ぜひスター・ウォーズのプラモデルを楽しんでください。

SSC

1979年生まれ。サラリーマンの傍ら、模型誌でキャラクターモデルの作例も製作している。模型サークル「PLASTICBOMB」のメンバー

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