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【キットレビュー】「左肩の塗装が間に合わなかった」。その一文でメッサーを買った話

 モビルスーツ設定のたった1文。それがこのキットを購入するきっかけになりました。「HG 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 メッサーM01型(ガウマン機)」です。

 その設定を樹脂化したのがこのランナー(パーツが繋がっている枠のこと)。この2パーツのためだけに別枠になっています。

 「左肩の塗装が間に合わずパーツの地色が露出している」というこの設定です。塗装が間に合わなかったことで「モビルスーツの地色」を見せてくれた……まさに最高のご褒美! ガンプラの醍醐味のひとつである「塗装」の表現の新たなスパイスとなりますね。

 このグレーの上から、アイボリーなどが塗られているのか……。それなら全身をこのグレーで塗ってから基本塗装した後、一部塗装を剥がしたりすれば、より説得力のなるダメージ表現ができるじゃないか!

 またプラスチックの色を活かし、直接ペンなどで傷を描く際も、このグレーに近い色で描けば、塗装が剥がれたような傷が表現できるというわけですね。

 さらに設定を飛躍させて「俺の地色はこれ!」というのをここにアイコン的に塗るのも面白いと思います。

 本題とは離れますが、メッサーは装甲表面ではなくチラ見えするメカニックな部分のディテール集合が超かっこいい。こういったディテールセンスをプラモから学べるのも最高っす。

 机の上に組み上がったメッサーを置いて、どう塗るかな〜と考えるのも最高に楽しい時間。メッサーに限ったことではなく、設定の文章を読んで受けたインスピレーションをもとに妄想する時間は、俺たちモデラーの特権です。今日も楽しくプラモを作っていこうぜ。それでは〜。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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