
5月下旬、近所の100円ショップではカブトムシとクワガタの飼育セットが専用スペースで販売開始。え、早くない?肝心の本人まだいなくなぁい?と思わずツッコミたくなったのですが、そのフライング気味の売り場を見ているうちになんだか僕の中の「カブトムシ欲」に火がついてしまいました。今回はフジミ模型 自由研究シリーズのカブトムシで生涯忘れることはない感情の起伏を体験した話。

さて、箱を開けると猛々しいツノ、ギザギザの脚、大きな羽といったアイコニックなパーツがゴロゴロ入っている一方で、いかにも接続軸ですよといったロボットプラモで出会うようなインダストリアルなパーツもチラホラ見えます。ランナーを眺めているだけですでに面白いですね。そして嬉しいことに1箱に2匹入りです。

このキットはニッパーを使わずにランナーからポイポイとパーツを外せるうえに、接着剤もいらないスナップフィット式なのが特徴。買ってすぐに組み立てられる親切な設計になっています。お手軽&簡単にとってもリアルなカブトムシができあがっちゃうので、お子様やプラモデルが初めての方はもちろん、なんだか無性にカブトムシが欲しいな!という気分のヒトにもおすすめ。ぜひ気軽に買って作ってほしいです。

およそ15分ほどで1個(匹?)組み上がりました。流石に本物と比べたら可動に制限はありますが近くで見ても本物と見間違えるほどの造形。この力強いツノには年齢性別問わず心震わす魅力がありますね。
まだまだ制作体力が有り余るワタクシ、せっかくなので説明書の最後の方に書かれている「好きな色で仕上げても面白いでしょう」の言葉に背中を押されてみることにします。

……ということで好きな色で仕上げてみました。何番煎じかわかりませんが「ワーゲンのビートル」なんつってな!

今まで色々なプラモデルを自分好みに塗ってきましたが、ちょっとした背徳感を覚えたのは初めてかもしれません。塗装しやすい様にバラす作業でさえなんだかイケナイコトしてるようで。恐竜やロボットのように縮尺されたプラモデルとは違いほぼ実物と同じ大きさ、本物さながらの生々しい造形をしていたからでしょうね。
とはいえ塗ってみると「自分で作ったプラモ感」をビンビン感じてすごく良い。組み立てのハードルが低い分、その先の達成感まで大変スピーディーなこのプラモデルは「カブトムシ欲」を満足させること間違いなしです。