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プラモならオールシーズン一緒だね!/「フジミ模型 自由研究シリーズ No.21 いきもの編 カブトムシ」

▲プラモを持って森へGO!!! 野生に解き放て

 プラモになるさまざまな生き物。その中で、日本人にとっての心の昆虫「カブトムシ」も現在の技術によるシャープなプラモとして世に送り出されています。それがこのキット、「フジミ模型 自由研究シリーズ No.21 いきもの編 カブトムシ」です。カブトムシは2体入っています。プラモなら季節関係なく、あなたの好きな時にカブトムシとの時間を過ごせます。

▲カブトムシ1匹分のボリューム。翅のクリアーパーツの色がとっても良い感じ。薄茶色のクリアーパーツってそんなに目にする機会ないですよね
▲カブトムシのアイコン、ツノは1パーツ成型! とっても強そうな凛々しいツノになってますよ

 組み立て説明書も1枚・表裏で完結するほどシンプルなプラモ。ランナーから手でパーツを取り外せるから、買ってその場で組み立てられます。すぐにバトルさせたり仲良く寄り添ったりできちゃうのです。ランナーに収められたパーツも昆虫らしい光沢感あるパーツで、やけにリアル。ランナーの中で解体された昆虫を、また僕たちの手で復活させるのです。

▲各パーツを受け止める接続部は軟質パーツ。これによって保持力を高めています
▲ニッパーが無くても組み立てられる方式を採用。ちょっと力を入れれば簡単にパーツを外せます
▲絶妙な半光沢で、カブトムシらしさを表した成型
▲2匹入りだから、組んだらすぐに遊び放題!!

 パーツごとに組み立てていくという作業は、どんなものでもその姿をしっかりと手先から覚えることになります。カブトムシのツノは、しゃくりあげる頭の大きなものと前胸の小さなツノの2つがあること、翼の間に小さな小楯板という三角のポイントがあることなど、本当にたくさんのディテールを教えてくれます。あまりにリアルなので、完成したカブトムシを虫が苦手なひとに見せたらすごく怒られました。それだけカブトムシになるプラモなのです。でも関節とかをみるとプラモらしさが残っていて、そういったところがまた愛らしいのでした! おしまい。 

けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

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