花金だ!仕事帰りに買うプラモ。最高のアップデートで優しい虎に早変わり!「タミヤ 1/48 タイガーI 初期生産型 東部戦線」

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はキングオブタンク、ドイツ重戦車ティーガーIの最新キット「タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ タイガーI 初期生産型 東部戦線」をご紹介します。

 手のひらサイズでとってもかっこいい戦車をコレクションできる最高のプラモ、「タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ」(以下48MM)。そのシリーズで戦車プラモのトップバッターとして(48MMシリーズの第1弾はキューベルワーゲン)発売されたのが「タイガーI 初期生産型」でした。今回発売となったプラモは、その「タイガーI 初期生産型」のプラモの組みやすさを格段にアップデートしてくれた優しいプラモなんです。このプラモの登場のおかげで、第二次世界大戦における伝説の戦車をサクッとお出迎えできますよ!!

▲一番のポイントは、ダイキャスト製シャーシパーツが無くなって、すべてプラパーツになったこと!!! プラ用接着剤だけで組むことができます

 現在48MMは、コンパクトサイズでも戦車の重量を体感できるように「オモリ」をお好みで仕込むことができます。しかし、シリーズスタート当初はオモリを入れるのではなく、シャーシをダイキャスト製にしていました。これにより、一部組み立て時に「瞬間接着剤」を使用する必要があったのです。以前の初期生産型のプラモを見てみましょう。

▲こちらがシリーズスタート時に発売となったタイガーI初期生産型。うす~いグレーの部分がダイキャスト製パーツで、この部分に貼り合わせるパーツは、すべて瞬間接着剤を使う必要があります
▲サイドスカートのような長いパーツを瞬間接着剤で一撃止めしなければなりません。これが結構怖い。また側面に小さい穴があると思いますが、ここには牽引ワイヤーを瞬間接着剤で点止めしていきます。これもプルプルポイント

 瞬間接着剤は、はみ出したりすると痕が目立ちます。削り取ってきれいにするのも大変です。特にサイドスカートや牽引ワイヤーの接着は、いつも緊張していしました。今回のアップデートで、この緊張からも解放されます。本当に最高のアップデートです。

 このアップデート方法は、2013年に発売された「ドイツ重戦車 タイガーI後期生産型」で採用されました。それを初期生産型にもフィードバックしたんですね。

▲プラ製のシャーシの中にオモリを入れて、重量感を演出。これはお好みで選択できます
▲本体側面もダイキャスト製だった最初の初期生産型。今回のキットはプラ製パーツの箱組み形式に変更。パーツはバチピタで合います。流し込み接着剤でサクサクと本体を作ることができる喜び!! やったぜ

 タミヤの1/48タイガーIは、当初から組みやすさを考慮した工夫が随所にありました。今回のシャーシのアップデートにより、それらの要素がさらに輝いてきます。

▲部分分割式履帯をきれいに繋げられるように、ランナー(パーツが収まっている枠)の一部が履帯を組み立てるための治具になっています
▲パーツの1体化がそこかしこで見受けられます。エアクリーナーのパイプ部分は、ディテールも綺麗なうえに1体化!!! とても組みやすいです

 形状やディテールは本当に申し分なし!! コンパクトなサイズになったことで、よりディテールの凝縮感を味わえます。本当に大好きなプラモだったので、個人的にこのアップデートが採用された初期生産型をいつでも組めると思うと嬉しくてたまりません!!! 本当にタミヤの「1/48 タイガーI」は、組み上がると素晴らしい塊感を体感できるので、ぜひとも組んでください!! 週末は手名付けやすくなった虎と楽しく遊びましょう!!! それでは~~

▲ぜひ、さらに作りやすくなった タミヤの「1/48 タイガーI初期生産型」で楽しい週末をお過ごしください
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フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。