

数ある戦車模型の中でも「ドイツ軍 ティーガーI」の足回り(転輪とか履帯(キャタピラ)はとっても複雑。最強戦車として多くの人から知られている戦車ですが、足回りを作っただけでへとへとになってしまうこともしばしば。しかし!! 今回ご紹介する「タイガーモデル 1/35 ドイツ 6号戦車 Sd.Kfz.181タイガー1 E型 前期型 (エッチング/金属砲身付属)」は、こんなに複雑なティーガーIの足回りが爆速で完成してしまうのです! やったぜ。


しかも完成するとこんなにかっこいい!! 4時間ほどで最強戦車が組み上がってしまい、まじでびっくりしました。タイガーモデルが、自社の名を冠した戦車を1/35スケールで出しただけに、様々な創意工夫がなされたプラモデルです(ディフォルメキットではティーガーIを出していましたね)。
ティーガーIは、近年各メーカーからインテリア付きや細部までバラバラにした超アニキプラモが連発してきました。その流れから「このタイガーモデルのプラモも、パーツが細かくて作るの大変なのかな〜」なんて思っていたら、その真逆なプラモが箱の中に入っていたのです。とにかく組みやすさ重視! パーツ分量はタミヤの1/35 ティーガーIくらいにコンパクトに収められているのです。その特徴が足回りにまず集約されています。

タイヤがつながっている〜〜〜〜〜(転輪ね。)。1個1個組んで、机の上でコロコロと転がることもありません。何よりパーツをカットするだけで複数の転輪が一気に完成します。この方法は小スケールの戦車模型や、中国メーカー・ドラゴンの戦車模型のティーガーI(後年発売されてもの)などにも採用されている方式。ティーガーIの千鳥式配置という複雑な足回り構成を逆手に取り、転輪が重なり合って見えなくなる奥側部分に、アーム上のパーツで転輪同士を繋いでいるのです。

そして転輪を受け止める棒たち。このトーションバーは、シャシーと一体成型になっているので、いちいち1本ずつ切り離さなくて良いです。すでに準備万端で、転輪たちをお待ちしております。

いらっしゃいませ〜〜。ワンアクションで複数枚の転輪がセット完了!! 最高です。がたつきもなくスムーズにセットできます。

片側10分でセット完了。まじで最高です。外側に露出する転輪にはパーティングラインが中央に入らないように設計されています。なので、パーツ整形もほぼいりません。内側に入り込んでいる転輪にはパーティングラインがありますが、ここは履帯で見えなくなるので全く問題ないです。

そしてティーガーIには、転輪だけでなく大迫力の履帯があります。このキットは一部をまとまった状態でプラ成型した履帯を繋げていく、部分連結式。カーブの部分のみ、細かな履帯を貼って曲げていきます。初めてこの履帯の組み立てを見せられると、「プラスチックでキャタピラを巻くって何?」って感じで想像がつきにくいと思います。しかし!! このプラモにはそんな履帯を作るためのサポート治具がある。なんだったら他のパーツよりも存在感を主張しています。まるでスキージャンプ台です。

説明書の指示にしたがって、履帯パーツを治具の上に置いていきます。するととっても綺麗な形状 の履帯が完成していきます。

治具を活用して履帯を形作ったら、後は戦車の転輪と合体させるだけ。下半分を治具で作って基礎を作り、転輪に接着。その後上側を合わせて接着することで、足回りにグルンとした履帯が爆誕します。
ティーガーIを作る時に思う足回りで楽できたらな〜って要素がしっかりと盛り込まれていて、とっても好感度の高いプラモ。しかもパーツの合わせ目もクセがなく、各部ピタピタ合っていきます。ディテールアップパーツも最初から同梱されていてこの値段は嬉しい限り! ぜひタイガーモデルのでティーガーIをあなたのお家にもお迎えください。