最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

【レビュー】日常に添えると「映画」が始まるミニチュアたち/ミニアート 1:35 アメリカンギャングスター

 小説や漫画、何よりも映画で抜群の存在感を見せる「ギャング」のプラモデルを手に入れました。なかなか見かけることのないユニークなプラモデルです。

 バシッと折り目のきまったクラシカルなスーツ。それに似合わない物騒な銃器。実在のモチーフでありながらフィクションの世界の住民のようなイメージの彼らを、プラモデルとして実際に組み立てながら味わえます。

 パッケージには、4人のギャングのパーツと、ミリタリー系でも汎用的に使われていそうな武器パーツが収められています。説明書などはないシンプルなスタイル。パッケージ裏面の指示を見て組んでいくことになります。

 スーツのシワや細かく分割された指など、どれも表情豊かなパーツが並んでいて、この時点ですでにミリタリーフィギュアなどとは違う空気をまとっていますね。中折れ帽なんてプラモで初めて見るなぁ。

 胴体と四肢に差し込み穴などはなく、いい感じに収まる場所を探して組んでいくことになります。少し不安を覚えますが、彼らの着ているスーツやコートは折り目でパーツ分割されていますし、腕の角度などは、ほとんどのパーツが自然なところに収まるように分割ラインが取られていることに感動します。エキセントリックなポーズの人物ではないので、自分の体でイメージしてみると取り付け角度が決まるかもしれません(経験者は語る)。

 パーツには強めの分割線が残っていますし、ゲート処理を丁寧に行う必要がある箇所が多くあります。柔らかめなプラスチックなのでキレイな刃物で丁寧に処理してあげましょう。焦らないことが大事です。
 4人を組み上げると、個性豊かな面々が勢ぞろい。そのままでは自立しないので、ひとまず塗料皿に粘着ラバー(ブルタック)で固定。なんだかミニチュアゲームの駒みたいになりました。

 並べて眺めていると想像力が刺激されます。「銀行強盗かな?」とか「こいつがアニキかなぁ」とか「絶対こいつは先走る若造だな」とか。設定が決まっているわけでもないのに、頭の中に架空の映画が生まれるようで、塗装もしていないのに、生き生きとしたワンシーンが脳裏に浮かんでくるようです。これも「ギャング」のプラモならではの体験でしょう。
 1920年代から1930年代アメリカ。狂騒の時代と共に暗躍したアメリカンギャングは、その劇的な生き様とビジュアルで映像化されることもしばしば。名作映画も数多く作られています。皆様も、そこに並べるだけでなんだか物語が始まってしまう彼らを組み立てて、日常に“映画”を添えてみてはいかがでしょう。頭の中に自然とワンシーンが湧いてくるはずです。

監督:ジェリー・クレイマー, 監督:コリン・シルバース, プロデュース:マイケル・ジャクソン, プロデュース:フランク・ディレオ, 出演:マイケル・ジャクソン, 出演:ジョー・ペシ, 出演:ショーン・レノン
ひぃのプロフィール

ひぃ

1993年生まれ 兵庫県在住の地方公務員
プラモデルのほかにボードゲームやTVゲームも大好き
さらにキャンプにも行くような多趣味な人間です
友人2人で色んな雑談をするラジオ「まかないラジオ」を
YouTubeで毎週水曜日18時から配信中!

関連記事