
ウクライナにあるミニアートというメーカーからは、名脇役的なプラモデルが多数発売されています。この「木箱」のプラモデルもそのひとつ。ただの箱ではありますが、とても魅力があります。メインとなるプラモデルといっしょに飾ったり、箱の上に人形を座らせたりすると、情景としての魅力がアップします。
パッケージを開けると中には板状のパーツがたくさん。これを6面組み合わせて箱を作ってゆくわけです。いちばん気に入ったのはパーツに彫られている彫刻で、木目が繊細に表現されています。自分でプラ板を箱型に組むだけではこのような表現は難しいのですが、それがお手軽に手に入るだけでこのプラモには価値があります。

組み立ては簡単ですが、6枚の板を同時に扱うので意外と混乱しやすいです。シンプルな工程で、きちんと説明書を読めばなんてことはない作業なので、落ち着いて組み立てを行いましょう。私はバーッと組み立てていたら木箱の天地を間違えてしまいました。

重い荷物を運ぶための簡単なキャリアーも同梱されており、木箱に立てかけられるようになっています。木箱と並べるとこのキャリアーが非常に良い雰囲気を出してくれます。木箱を運んできたであろうキャリアーが存在することで、木箱が積まれている情景に説得力が増すわけです。かなり細いパーツで構成されているので、枠からパーツを切り離す時に折ってしまわないよう注意が必要です。

使い切れない量のデカールが同梱されているのも嬉しいポイントです。日常で見かけるリサイクルマークもありますし、バイオハザードや放射能標識といった普段あまり見かけないが、しかし映画やゲームで一度は観たことのあるマークたちも含まれています。余剰のデカールをロボットのプラモデルなどに貼るのも良いと思います。

言ってしまえば「ただの箱」なので今までスルーしていたのですが、たくさんの箱とデカールが手に入って大満足です。間違いなくおすすめできるプラモのひとつです。