

タミヤの「1/48 傑作機シリーズ No.70 アメリカ海軍 ヴォート F4U-1A コルセア」の箱を開けた時、改めてタミヤは模型界の「背番号10」、エースナンバーを背負ったメーカーだと感じました。自分で得点も決められてアシストもできる。「今の僕が欲しかったもの」が、アフターパーツを買わずに、プラモを買ったら成し遂げられたのです。その理由がこの二人のアニキ。俺にとってのジーコとアルシンド。もしくはカズと武田です。

先日購入して組み立てたアカデミーのワイルドキャット。これにはパイロットが付いていませんでした。その代わりコクピットの中を精密に見せるシートベルトのエッチングパーツなどが入っています。でも僕は飛行機模型に人を乗せたいもしくは人を添えたいタイプなので、パイロットが付いていないことはちょっと残念でした。たったそれだけの理由で、この続きを作る手が止まってしまったのも事実です。

ワイルドキャットを組んで、第二次世界大戦時のアメリカ海軍機ってやっぱかっこいいなぁ〜と思ったので、その流れで「タミヤ 1/48 傑作機シリーズ No.70 アメリカ海軍 ヴォート F4U-1A コルセア」を購入。1/48スケールのタミヤコルセアは数年前に組んだのでちょっとキットの内容も忘れていました。そういった意味でも、新鮮な気持ちで箱を開けられたのです。そうしたらいたんですよ。アメリカ人のパイロットが2人も。


タミヤのコルセアは様々なバリエーションがラインナップされていて、僕が購入した「No.70 アメリカ海軍 ヴォート F4U-1A コルセア」は、3タイプ目の商品。そのため過去の2つのアイテムを引き継いだランナーがセットされており、こうやってフィギュアも2種付属しています。こういう嬉しいボーナスがタミヤのプラモデルにはあるのです。
コルセアを作る時も、パイロットを座らせるか、それとも主翼上にたたせるか……なんなら2人いっぺんに使って出撃前のミーティングをしている様子にするかなど、思う存分妄想を楽しめます。このキットだけで美しいゴールも味わえるのです。

そしてもしパイロットを1人だけ使おうと決めたら、もう1人のコルセアのパイロットは偉大なるアシスト王になります。パイロットが入っていないアメリカ海軍機のプラモに華麗なるパスが通るのです。ワイルドキャットに乗せたら、かっこよさが10倍マシになりました。これでワイルドキャット製作の時間も動き出したのです。
パイロットに限らず、武装やデカールなどもそういった出会いがあると思います。プラモ自体が他のプラモをカッコよくアシストできる存在となっているタミヤのキットは、僕のプラモ生活をいつも楽しいものとしてくれているのです。おしまい。