
過去も現在も、ロボットプラモデルのハイライトになるのがハンドパーツです。シンプルに済ませるか、リッチにパーツを奢るか……。メーカーや時代によって、あのキットのハンドパーツ良かったよね、という語りになることがしばしばありました。WAVE自身もハンドパーツを作ったことも過去にはあり、それだけ皆が注視するパーツだったのです。

今回WAVEが発売したのは、指の断面形状が四角と丸の2タイプ、そしてサイズもSとMの2種類です。今回はグレーを選択しましたが、今後ホワイトも発売になり、成型色も選ぶことができます。

ランナーにはパーツがぎっしり。8つのハンドパーツがギュウギュウに詰まっています。指はエッジがしっかり立つシャープな成型ながら、ディテールはほどほどでどんなロボットに合わせても浮くことはない、といった装いです。

台紙は開いてみるとパーツの組み立て図になっています。握り手と平手のほかに、武器持ち手と銃持ち手があり、そのあたりの調整についても触れられています。

とはいえはやくハンドパーツが欲しい人でも間違えないように、ランナーのブロックごとにパーツがまとまっているのがありがたいところです。感覚的にパーツを切り出せます。

部分的には接着剤を使ったほうが良いパーツもあります。とくに親指を除く指先は接着したほうが扱いやすいでしょう。また手首の接続部も保持力はないので加工するかお好みの角度で接着するのがよさそうです。

角Mサイズのハンドを並べてみました。どれも良い形状で、武器持ち手や銃持ち手が左右どちらもあるのがうれしいですね。手首側のボールは軸を切ることで長さも調整できます。

我が家のプラモデルに早速つけてみましょう。銃持ち手はしっかりトリガーガードを避けて人差し指をトリガーに合わせることができます。優秀……ではありますが、MサイズはHGUCジムくんにはちょっとだけ大きいかもしれません。

リック・ディアスだと手首のボールが小さいですが(プラサポシリーズを使うと良し)、取り付けてみるとサイズはわりと解釈の範囲内。手が小さい方が良い派にはぴったりでしょう。

Sサイズを装備すると元のハンドパーツと同じサイズになります。この微差がけっこう大きく、自分ならSサイズだ、Mサイズのほうが良い、と好みで色々と試したくなることでしょう。

パッケージ後ろには全体のサイズがしっかり描いてあります。1mmの差が大きいことは、このハンドパーツを買う人なら理解できるでしょう。

武器持ち手はMなら3.5mm、Sなら3mmの棒を装備できます。またフィットするならこうしたハンドルを持つこともできるので、表情づけとしてもなかなかナイスなハンドパーツです。

デジタル造形も含め多数のハンドパーツが発売されるなか、おなじみプラスチック製なので加工や接着など扱いやすいのがうれしいところ。またWAVEは長くパーツを供給するのに長けたメーカーなので、補充もまた心配が少ないのが良いところですね。さあ、いろいろなロボットのハンドパーツを交換して、新しい表情を楽しんでいきましょう!