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なんでこんなに動くんだ!/デフォルメの制約のなかで輝くプラモデル「BB戦士シャイニングガンダム」レビュー

 手に持って鑑賞する。視線はアチコチに動かさなくていい。かわいくカッコいいフォルム全体が、視界にパっと入って目に焼きつく大きさ。ただの頭でっかちではないバランスのとれた絶妙なデフォルメ。初回の発売は2002年のプラモ、BB戦士「シャイニングガンダム」が22年越しに今アツい。私の中で。キットのどこをとっても味がする。関節機構でさえ巧みにデフォルメされていることに驚き、見栄えするシールとクリアパーツの構成に膝を打ち、楽しく組み立てられました。

 このサイドアーマーに脚部が接続されているナイスアイデアがとにかく良い!「脚は股関節についている」という固定概念が破壊される喜び!喜び?空中に2重関節が生まれているんですよ。こうすることでデフォルメ体型と、より自由なアクションポーズをとることが両立しているわけですね。とても面白いです。オーガスの肩構造に近いな。

▲赤い胴体についた、白くうねった肩の付け根パーツ。

 肩もこのシンプルな引き出し構造でまとまっているのが素晴らしい。ポリキャップを軸に、傘の取っ手みたいな部分が胸パーツのフチに干渉しないように迫り出して来るようになっていて、ワキの収まりがいいんですよね。プラモは身だしなみ!

 光ると嬉しい場所はホイルシール仕様です。カメラアイの様に奥まった場所のクリアパーツって結局光を反射しませんからね。光沢のあるホイルシールの方が派手でいいですね。あとやっぱりシャイニングガンダムの頭部のギミックって、大人になっても心高ぶるんだよな。

 ところが、胸のクリアパーツはシルバーの丸いホイルシールを貼り付けた上から、半球のクリアグリーンパーツをはめ込む仕様になっていて、キレイに光るんです。マテリアルの組み合わせ方でうまく見栄えをコントロールしているのがナイス。

▲シャイニング・サムズアップもできる。

 少ないパーツで最大限のプレイバリューと見栄えを実現している本キット。様々なバリエーションのシャイニングフィンガーも付属しています。代わりにノーマルなグレーのハンドパーツはどこを探しても見当たらなくて、説明書をよく見ると「MGシャイニングガンダムのハンドパーツが取り付け可能!!」と自信満々に書いてあって笑いました。まぁどうせシャイニングフィンガーでしか飾らないし。気持ちのいい割り切り方も相まって、とっても好感触なプラモデルです。

ハイパーアジアのプロフィール

ハイパーアジア

1988年生まれ。茨城県在住の会社員。典型的な出戻りモデラー。おたくなパロディと麻雀と70’sソウルが大好き。

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