ワイは戦闘機は飛行状態で組み立てたい派。だが、いままで作った戦闘機プラモって駐機状態を前提にしてるものが多かったんで、飛行状態への改造ってめんどくさぁ……と、ちょっと敬遠気味だった。だけど…だったんだけど、パッケージを見て「こいつぁあカッコいい!」と一瞬で心を掴まれた。ああっ、うーん……ええい!ポチり。
というわけで、ゲーム「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」に登場する架空戦闘機 震電IIを作るよ。
上下に分割されたボディ内にエンジンとインテーク、尾翼等を挟んで接着すれば機体本体はほぼ完成。その前に「飛行機プラモはコクピットの組み立て&塗装をしてから挟み込んでね!」という暗黙の掟がある。機体全容が見れる直前でのこのお預けプレイよ!
まぁ組み立て後のコクピットなんて、ほぼ見えなくなるので最後にちょちょっと筆で塗ってもいいんだが、「せっかく作るんだし」という己の中のもったいないオバケにいつも屈する。うんぐぬ。
さて機体は一旦置いといてコクピットパーツを探すと、飛行状態で組み立てたい派には嬉しいパイロットパーツを発見!やったね!
飛行状態にするなら無人にするわけにはいかない必須パーツなのに、運悪く付属してなかった時は別売りフィギュア探すのもひと苦労なのでマジ嬉しい!いいぞ!
そしてさらに嬉しい事にコクピットは機体組み立て後に組むことが可能だった!最高!さっそく機体をバチッと接着。機体本体が出来上がると達成感あるねぇ。
後は細部のパーツを…と見ると武装パーツが豊富!戦闘機はミサイルだのなんだのを搭載しないとちょっと締まらない。とは言え「別売りのミサイルセットから選んでね形式」はリアル戦闘機の知識がないとちょっと選ぶのがツラいので、デフォで付属してるってのはよい!よいぞ~。
そして地味に嬉しいのが、説明書に「飛行状態で組み立てる時は着陸脚ハッチはこうしてね」と明記されているところ。「飛行状態で組み立てたいけど、このハッチ閉じ状態で取り付けてピッタリ合うかなぁ……えええい!ままよ…!」と毎回、イチかバチかでヒンジパーツを切り落としている身としては、とてつもなくありがたい。
最後にもっとも重要な点は、飛行状態で飾るためのスタンドが付属していること。いいね!このびゅーん感!
いやー、近年まれに見る「飛行状態に組み立てたい派に優しいプラモ」に期せずして出会えたので今回は大満足。無論、駐機状態にも組めるのでデザインにグッときたなら皆もドゾ。
1981年生まれのプラモエンジョイ勢。本業はゲームとかつくる人。