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プラモは生活日用品!? 普段着の定番品を近所で補給。/ ハセガワ 1:72 F/A-18F スーパーホーネット

 うちからバスでちょっと揺られた先に、イオンがあるんです。巨大なモールじゃなくて、かつてサティだったタイプのが。下着や寝間着なんかがちょうど安くて、たまに行くんですよね。
 そのイオン、最近ちょっと覗いたら……飛行機プラモ棚ができているじゃありませんか! いつもの「キッズとベビー用品・フードコート・専門店のフロア」で、タミヤやハセガワの箱に会えるなんて……!

 あまりに見慣れた様式の値札シールが貼られていると、プラモにも急に生活感が出てきます。暮らしと地続きの日用品、あるいは普段着っぽいというか。ということで選んだのは、1:72のスーパーホーネット。なんの変哲もない、ハセガワの定番品です。家族連れが多いこのお店に並んでいたのは、映画で活躍した飛行機だからでしょうか。いやそもそも、どの売り場の人がどんな基準で品定めを……などと考えながらバスに揺られて帰ります。

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 あまりに日用品っぽいと自宅の景色と同化しちゃいそうなので、もったいぶらずに組み立てていきましょう。中身の第一印象はなかなか賑やかですが、武装や増槽類(機体の下にぶら下げる燃料タンク)のパーツを多く含むようで、機体そのものはすぐ形になりそうです。マーキングは3種が収録されていますが、いずれも派手めな指揮官機なのはちょっぴり意外でした。

 なかなか力強い姿です。頭が大きく見える複座型にして正解だったかも。基本的な合わせは良好で、ご覧のようにざっと組み上げるには全く問題ありません。一方、複雑な機体形状ゆえ全工程がビタッと合うまでは至らず、どこから見ても完璧に仕上げたい方にはなかなか手ごわい相手になりそうです。難所は比較的目立ちにくい機体下側面に集中するため、どこまで追い込むかあらかじめ決めておくのが気持ちよく組み上げるカギになるかもしれませんね。

 うれしいのは主脚のタフさ。「さすが艦載機!」で片付けるにはもったいないほどの安定感で、今回いちばん驚いたところです。地味な点ながら、ここの強度は後工程の心地よさに直結しますものね。細部の云々よりも、プラモとしての基本的な部分がしっかり地に足ついているところが、定番品として長く愛される理由なのかもしれません。

 普段着の日用品ってことで多少ラフに仕上げちゃいましたが、それでも結構な存在感。無理に背伸びをしなければ、ちょうどいい安定感のF/A-18Fをサクっと手に入れられる好パッケージですね。
 スーパーの値札シール1枚で、組み立ての心持ちまで変わってきたのは意外な感覚。模型店の品ぞろえや専門性とは比べるべくもないささやかな棚ですが、生活圏内でプラモに触れる選択肢ができたのはシンプルに嬉しいことですね。プラモを手にするチャネルは、近年ふたたびじわじわ増えているような気がします。次はどんな意外な場所で遭遇できるでしょうか。

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