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真っ赤な熱気に誘われてPLAMAXの「いなほ with ホンダ耕耘機F90 水田車輪」を買った話。

 八月の終わりに友達と東京ドームで行われる都市対抗野球を見に行った。一昨年から見始めたが、プロ野球と違った面白さが詰まっていて、気づいたら昨年も、今年も……と毎年見に行くようになった。しかも、今年は3日間で6試合も見たのだ。
 「チーム券」という出場企業から配られる券で入場すると、応援グッズがいろいろともらえる。マフラータオル、うちわ、ユニフォームが入った袋を「ハイどうぞ!」と渡されて入場すれば、すでに応援グッズに身を包んだ人がたくさんいるなんてこともある。この日見たホンダの試合はまさにそれ。僕らも券に書かれた席に座って、ひと息ついてから「外は暑い」とか「ホンダはユニフォームをくれるのか」とかひと通りの感想を口に出しながらユニフォームを着る。実際、フルセットで応援グッズを用意しているチームがすべてではないのだ。

 真っ赤なユニフォームを着て、お互いに「ガチ勢じゃん!」と笑いあって、そこからスタンドに人が徐々に増えていく、いよいよ試合が始まってふと席を見渡すと本当に真っ赤。配布されたユニフォームを席問わずほとんどの人間が来ているのはプロ野球と全然違う。それを見て友達が「ホンダレッドだ!」と言う。ド派手な応援と自分たちの高揚感からつい口をつくような言葉だった。

 あとでホンダレッドが実在する言葉なのか調べてみると、メーカー公式サイトに専用のページがあって驚いた。我々が適当に放った赤色の名称は存在していた。そのページには耕運機や発電機が載っていて、何も車やバイクだけではないことをしっかりと教えてくれたのだった。そして「耕耘機はプラモデルがあるぞ!」 と思い出したのでマックスファクトリーのいなほ with ホンダ耕耘機F90 水田車輪を入手したのだった。

 こういう時ものすごく嬉しいのは、赤がちゃんと赤いプラスチックで表現されていること。エンジンの大きさをしっかりと感じられるのも気分が良くて、それはプラモデルを作ってる人間からすると車の1/24よりも少し大きい1/20という縮尺だからというのもあるが、今から作業をするぞ!といういなほちゃんがいることで、大きさを推し量れるからだと思う。
 試合の熱気にやられて、なんとなくホンダにちなんだものを作りたくなった。チーム券が配られて応援グッズもしっかり用意される理由ってのはこういう風に、なんとなく観戦してみて、気づいたらその企業への興味関心が深まるところにあると思う。来年は来年で足を運んでみると、別の企業に興味関心が湧くのだろう。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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