
プラモデルを初めて作る人も、もうバリバリ作って楽しんでいる俺たちにも、めちゃくちゃかっこいいプラモを完成させることが出来たぞという「最高の成功体験」を味わわせてくれるのが、この「コトブキヤ『ゴジラVSビオランテ』 ゴジラ(1989)」(以下ビオゴジ)です。

まず完成するとめちゃくちゃでかいです! 奥にあるのはコレクションサイズにも最適な「東宝 TOHO MONSTERS KIT 001 ゴジラ(1993)」。14cmサイズとなかなかのサイズなのですが、手前のコトブキヤのゴジラは全高約20cm。さらにビオゴジの特徴でもある長大な尻尾も表現されていますので、縦も奥行きもあるビッグプラモとなっています。そしてこの迫力あるゴジラが、2時間もかからずに組み上がってしまうのです。圧倒的スピード感で、「大迫力のゴジラを俺が作ったんだぞ!」という満足感でいっぱいになれます。


そして世は怪獣プラモブーム。このキットを組むと怪獣プラモのトレンドも楽しめます。怪獣プラモの面白さは「表裏で表情が大きく異なる」ことです。ランナー(パーツが収まっている枠のこと)の表には体表の細かな凹凸が刻まれているのに対し、裏側は大きな軸や建物の梁や桁のようなものが成型されています。しかもしっかりとパーツ同士が噛み合うように、全ての軸や桁がとっても大きく迫力ある姿を見せてくれます。丸みのある怪獣を美しいパーツにして、しかも組みやすさを追求するというメーカーの努力が両面に現れているのです。

この胸からお腹にかけての巨大なパーツの表面のツルツルしたところは、胸や脚の付け根のパーツが取り付けられるスペースとなります。胸をしっかりとフィットさせるための大きな穴、股関節付近には足を強固に接続できる極太の軸が確認できます。


本キットは接着剤を使わず組み立てられるスナップフィット仕様。パーツの合わせの精度も抜群なので、組みにくいところがありません。

ゴジラのマッシブなパーツを組み合わせていく工程は、楽しいの一言! どんどん迫力ある筋肉が目の前に爆誕し、それがやがてゴジラという形として机上に現れるのです。


背ビレのパーツと背中にはそれぞれ対応した番号が刻まれているので、塗装時に外したりしても取り付け箇所が分かるようになっています。軸の形状もそれぞれ異なるので、間違っている場所にはパーツが刺さらないようになっています。

頭部は口を開けたものと口を閉じたものの2種がセットされます。パーツの一部差し替えで口開け/口閉じを再現するのではなく、模型にした時にベストな形状とプロポーションとなるようにそれぞれひとつずつをまるっと差し替える豪華な仕様なのです。


上の写真の丸い玉が二つ付いたパーツは、ゴジラの眼球になります。


首から丸っと差し替えて表現します。これによってより自然な造形と、美しいプロポーションを両立しているのです。


使ってない頭部はどうするんだと思うじゃないですか。安心してください。作品タイトルロゴ入りの台座がセットされます。これに使用していない頭部をセットすれば、おしゃれなゴジラヘッドディスプレイの完成です! あなたのお気に入りのプラモフィギュアを添えれば、記念撮影的な景色も楽しめます。素敵ですね〜〜。

そしてコトブキヤ直営店、コトブキヤオンラインショップでこの「コトブキヤ『ゴジラVSビオランテ』 ゴジラ(1989)」を買うと、なんと「スーパーX2」のプラモが特典として手に入ります。ゴジラと同スケールで表現されているので、ゴジラの周辺に浮かせたくなること間違いなし! しかもファイヤーミラーの開閉も差し替えで再現されているんです。ゴジラの頭部といい、開閉差し替えにこだわりを感じますね! 本当に良いプラモなので、ぜひゲットしてください。


およそ2時間で「現代の怪獣プラモの組み味」、「特大サイズの迫力」、「成型色の良さによる塗らなくてもかっこいい仕上がり」を堪能できる本キットは、まさにプラモデルの成功・感動体験が詰まりまくっているプラモデルです。ぜひニッパーとデザインナイフを用意して、コトブキヤが送り出した最高にかっこいいビオゴジを楽しんでください。それでは!