
週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、1/35スケールとして初のプラキット化を果たした「ウェーブ 装甲騎兵ボトムズ ツヴァーク ST版」をご紹介します。

メカデザイナーの御大・大河原邦男氏が手がけるパッケージイラストも見どころの一つ! アニメ設定とはカラーリングが少々異なる色味で描かれているのも素敵で、このカラーリングでも塗装したくなる魅力があります。


キットの成型色はTVアニメ設定に準拠。ネイビーブルーも美しい仕上がり。さらにペールグリーンのような淡い色合いも、かなり良い感じに再現されています。

メインカメラのディテールも素晴らしいです。ここにペールグリーンで成型されたレンズパーツをはめると、このかっこいいディテールが見えなくなるので、今回僕はあえて取り付けていません。かっこいいディテールは見せて行きたいよね!

で、このプラモ一番の面白ポイントが、本体をさらにかっこよくさせる「サンドローダー」。これを装備することで砂漠も駆け抜けられます。このサンドローダーが、昨今の戦車模型の分割アイディアが採用されていて最高に面白いのです。


サンドローダーのキャタピラ部分のパーツ。完成後に露出するところしかパーツ化されていません。2パーツ貼り合わせるだけで無限軌道が爆誕するのです。タミヤの1/48スケール チャーチル戦車や、ルビコンモデルのような小スケールの戦車模型に積極的に取り入れられている、組みてたスピードを爆速にしてくれる分割方法なのです。

側面のパネルを取り付けるだけで、立派なキャタピラにしか見えません。あとは前半分にスキー板のようなパーツを取り付ければ見事なサンドローダーが完成します。本体に取り付けるスペシャル装備が気軽に組み上がっていくのって、本当に嬉しいです。本体を組んだ後も、重たい存在になりません。


本体への接続に使用する、カカトの専用アタッチメントパーツによってがっちりと固定されます。アクションポーズを取って遊んでも、簡単に外れません。

また本キットは武器保持用に、手首の軸に角度がついたパーツが数種類セットされます。これによって前腕に干渉せずに武器をかっこよく保持できます。さらに軸の先端にポリ製のボールパーツを取り付ける方式なので、手首をよりお好みの角度に調整することも可能です。

意外と細かい塗り分けがあるツヴァーク。そういった細部カラーはシールを貼ることで再現できますよ。

TVアニメ放送当時、1/35スケールでキット化されることがなかったツヴァークが、長い年月を経て遂にプラキット化されました。それだけでも嬉しいのですが、サンドローダーまで付属する上に、そのサンドローラーの組み立てがとっても気持ち良いという最高に楽しい仕上がりになっています。
装甲騎兵ボトムズの他のメカよりも小さなサイズで可愛らしいデザインですが、その存在感は抜群なので、ぜひこの週末にゲットして楽しんでください! それでは〜〜。