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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ボトムズ野郎歓喜の「ウェーブ 1/35スケール マーシィドッグ」レビュー!

▲ジャングルでの戦いのかっこよさを教えてくれたロボットの登場です

 週末が楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はウェーブより発売された「装甲騎兵ボトムズ マーシィドッグ ST版 1/35スケール」をお届けします。デザインだけ見ると「これ本当に主人公乗るの?」って思ってしまう人も多いと思うのですが、TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ』本編を見てしまうと絶対に好きになってしまう(断言!むしろ推し!!)メカなのです。スコープドッグでも最も泥臭いとも言えるアニキメカで花金の向こう側へHere we go!!!

▲私がこのメカの主役です
▲マーシィドッグのかっこよさの全てが詰まっているの背中。戦場を駆けるキリコの背中でもあります

 アニメ本編でジャングルを舞台にした「クメン編」というお話があります。その中で主人公のキリコ・キュービィーが搭乗するメカ(AT)が、このマーシィドッグ。戦場は泥濘・川・ジャングル・遺跡とまさにベトナム戦争状態な場所。僕もこのアニメの記憶が鮮明にあり、2019年にカンボジアへ一人旅してきました。たぶんボトムズと出会わなかったら、カンボジアに行ってないと思います。現地ではガイドに間違えられるほど馴染んでました。

▲みんな大好きアンコール・ワット
▲湿地戦向けのATとしてダイビングビートルってのがいるんですが、キリコは乗りません。なんで!?

 話がそれましたが、そんな過酷な場所ですからジャングルに適したATが配備されています。しかし! キリコは乗り慣れたドッグ系で行くと言い、湿地戦用に改修されたマーシィドッグに乗るのです。戦闘が始まると「浮袋」でぷかぷかと川に浮いている様は、子供ながらに衝撃で「市民プールで見るお子様じゃん!!」とドキドキ……なんか水とかめっちゃコクピットに入ってくるし本当に大丈夫か??? の連続なのです。ハラハラドキドキを常に与えてくれる不安定なメカで戦場を駆け抜けて行くその姿に、いつしか心奪われ、マーシィドッグは俺の推しになったのでした。

▲脚部の形状が変わるので、ポリキャップも新規パーツがセットされます。安定した保持を実現

 上半身は通常のスコープドッグと同じデザインなのですが、脚部が大きく異なります。そのため脚だけで、これだけの新規パーツが追加されています。バリエーションキットの領域を少しだけ踏み越えているこの感じもまた、マーシィドッグの良さだと思います。

▲成型色(プラスチックの色)に注目! こちらマーシィドッグ
▲こちらはレッドショルダーカスタムの成型色

 今回、本体の成型色も変更され、設定画のようなより濃いグリーンになっています。そのため素組みでも非常に重量感ある仕上がりとなり塗らなくてもとてもかっこいいマーシィドッグを手に入れられます。

 またこれはウェーブ 1/35スケール ボトムズシリーズに共通していることなのですが、手首の完成度がどれも抜群です。武器を握った時の表情が最高なのです。そしてマーシィドッグの魂とも言える「ショートバレル」のヘヴィマシンガンをがっちり保持できます。

 ジャングルでの取り回しの良さを向上させるために、キリコはショートバレルのヘヴィマシンガンを使用します。「武器は長い方がかっこいい!」ってキッズ脳だった僕に、大人のかっこよさを教えてくれました。ボトムズウェポンの中でも1、2を争うかっこよさだと思います。

 ミリタリー的な要素を、アニメ演出・デザイン込みでリアルロボットにぶち込んだ『装甲騎兵ボトムズ クメン編』のアイコンであるマーシィドッグ。スコープドッグを作ってみたいというあなたに、激推ししたい! 派手な装備をつけているスコープドッグも良いでしょう。しかし、この脚と背中から滲み出るかっこよさに数多の最低野郎が虜になっているのです。さぁ、君もマーシィドッグを手にして最高の週末を過ごそうじゃありませんか!! 君の机がアッセンブルEX-10!!!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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