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繋いでいくタイムカプセル/LINKL PLANET 3rd Single『胸にいつもガンプラを』

 LINKL PLANETの「タイムマシン」が素敵な曲だったという話だ。いちど聴いてほしい。バンダイスピリッツをはじめ、ガンプラという文化を大事にしつつ、向上されてきた諸々の方たちに敬意を。ガンプラ45周年、おめでとうございます。

 仕事の合間に家電量販店へパトロール。ガンプラの気分ではなかったので何も手を付けずに帰宅すると、家にガンプラが届いていて我ながら笑った。LINKL PLANETの3rd Single『胸にいつもガンプラを』の限定盤を予約していたのをすっかり忘れていたのだ。彼女たちの存在は知ってはいたが、注視したことはなかったので良い機会だと思っていたのだ。もうひとつの特典であるメガジャケを手にして、ようやく彼女らガンプラ工場の射出成形機に囲まれているのに気付いた。工場ではヘルメットと安全靴を履きなさいよと突っ込みつつも、途端に彼女らに親近感が湧いてしまう不思議。

 「G-3配色でメタリックのプラ成形色が激シブい、特別仕様の元祖ガンプラリバイバルのガンダム」という随分と文脈ブ厚いネタを、若い娘さんたちの新曲に抱き合わせるのはよしなさいよ……などとこぼしながら、彼女らの全4曲を聴ききる頃には組み上げてしまった。
 LINKL PLANETの今回のタイトル曲は素敵なガンプラ応援歌ではあるのだが、自分は3曲目の「タイムマシン」がブチ刺さった。プラモデルを持ちうる特殊性、それと向き合う姿勢など、短い歌詞のなかで見事に形容している。思わず「¥336」の値札がついたMSVのプロトタイプガンダムを引っ張りだしてきてしまうほど刺さった。

 ニッパーすら不要という、最新技術でレトロを再構築させたバンダイスピリッツへの畏怖の念が尽きない。当時、小学校低学年だった’80年代前半、ガンプラを接着剤でベッタベタにしてしまいながらも、合わせ目が開きまくっていた記憶があると余計にそう思えるのである。関節も接着剤で固めてしまって、それを無理に動かしてバキバキに壊してしまってもいたな。
 しかし、速乾の流し込み接着剤など現在進行形のツールを用いれば、1時間もかけずに組みきれてタイムトラベルして無双した気分になれた。そして40年以上前のガンプラも随分とカッコ良いなと唸った。そうこうしていると息子がヒザのうえに乗ってきて「なに自分ばっかりプラモしてるの!」と苦言をこぼしてきた。そう、今は独りじゃないんだ、プラモするのは。と、グッときた。

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