最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

アニキのチカラで再出撃!「タミヤの戦車模型が永遠に楽しい理由」。

 タミヤの戦車模型「タミヤミリタリーミニチュア」には戦車と共に「人形」がセットされます。僕たちはこのかっこいい人形たちに敬意を表して「アニキ」と呼んでいます。そして、アニキの力ってのはすごくて、同じ戦車に違うアニキを乗せるだけで全く別物に見えるのです。この力によって「同じプラモを何個でもおかわりできちゃう」のです。

 タミヤのIII号戦車L型が作りたくなって、久しぶりに買ってきました。このキット、おそらく5回くらい作っていて、その度に色々塗装して遊んできました。そのまま組んでもかっこいいし、さまざまなドイツ軍車両や連合軍車両とも組み合わせられる懐の深さがあって最高です。上の写真はキットをそのまま組んだいわゆる刺身です。

 こちらは車両は同じでも「アニキ」だけ変えてみました。マジで別物に見えます。アニキのコンバートによって車両は参加した戦場や時代なども変えられて、全く異なったストーリー演出が可能です(上の写真は北アフリカでのIII号戦車L型をイメージしてみました)。それによって塗装パターンなども変えて楽しめるので、同じプラモなのに別ルートの作り方を自分で模索して楽しめちゃうんですよ。

 またさまざまなアニキに触れることで、フィギュアの造形も楽しめます。そのキットが発売された時代のトレンドや、フィギュアの開発方法の違いによって生まれる解像度の差など、「フィギュアパーツ」はプラモの進化過程を僕たちにとてもわかりやすく提示してくれます。

 ひと昔前のプラモのアニキ全てが古臭いということは無いですが、今のアニキたちは総合的に素晴らしい完成度になっています。そのため、このIII号戦車L型のような90年代の戦車プラモに、最新のアニキパーツをセットするだけで、車両全体が見違えるようなかっこよさを纏います。アニキたちがさらに車両のポテンシャルを引き上げてくれるのです。究極のオプションパーツとも言える現代のタミヤアニキで、さまざまな戦車模型と再出撃してくださいね!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

関連記事