
熱気バサラ「俺は歌いたい時に歌う!それが俺のサウンドだ!俺の歌を聴けー!!!」
ファイヤーバルキリーの赤い成形色にさらに鮮烈な赤を求めてフレイムレッドを吹き付けた。なぜか? 俺は塗りたい時に塗る! ただそれだけのこと。マクロス7を完走すると銀河を震わせたロックスターの有り様にどうにも感化されてしまう。
マクロスといえばリアルロボットの活躍と人類の発情期を大筋としたアニメ作品だ。その定められた枠組みにさえ意に介さずバサラは歌い続ける。敵対勢力を、不動の山を、果て無き銀河を、別け隔てなく震わそうとする彼の眼差しには、自己実現の葛藤や恋愛の苦悩などは皆無。ラブ&ピースという観念形態すら彼を計る物差しとなり得ない。そんな真のロックスターを体現したプラモにしたくて、俺はフレイムレッドを吹いたのかもしれない……ファイヤー!(ガイアカラーのNAZCA フレイムレッドが鮮烈すぎて凄ぇビックリした)

劇中、敵が襲来してきたのに「俺の歌を聴きに来たのか!?」との返しには心底仰天した。他にも言語化が無粋と思える「本物さ」が彼にはある。熱気バサラについてはまだまだ語り続けたいのだが、それは居酒屋に場を移したい……。
そう、銀河を震わすロックスターを体現するような彼の愛機が、マクロス7放映30周年と合わせてプラモデルとなった。各形態とも抜群のフォルム、鮮やかなプラ成形色、差替えで簡略化した三段変形など、バンダイスピリッツの流石の仕事が満載されたキットだ。そのなかでも特に目に付くのがこの偏光成形色のキャノピー。ファイター、ガウォーク、それぞれの形態の顔として絵力が強い。このワンパーツだけでSFヒコーキ模型としての豪華さがグッ!とブーストされる。

「ランナーのまま塗装」という時短全塗装でフレイムレッド他を塗りきったら説明書どおりガシガシ組んでいくとまずバトロイド(人型)形態が完成する。予想以上にカッコ良くてスピリチアの数値が急上昇。アニマスピリチア!
体感として10万チバソング以上の歌エネルギーがチャージされたので、続けてもうひとつの目玉であるサウンドブースターを起動(組立)。なんてデカさだ。迫力美! 加えて歌エネルギーという未知なる事象を、3Dメタリックシールと称されたこのプラスチックシールでどうにか納得してくれないかと仕掛てきた。塗装では絶対表現できないようなキラつきは俺のハートを充分に満足させてくれる。まさにアニマスピリチアの所業。バンダイスピリッツと拳と拳を突き合わせてボンバー! 最高なステージだったぜ。