必殺!どんな下地色からでもバキバキに発色する赤塗料。

 NAZCAのフレイムレッド、マジでスゴいんですよ。いざというときに頼りになるやつ。塗料ライブラリに絶対常備しておいたほうがいいですから、買いましょう。

 いきなりですが、こういうダークなメタリックグレーの成型色大好き侍なんですよね。見ようによっちゃ鋳鉄っぽく見えるし、ガンメタ的な表現としても受け入れられます。で、タミヤの240ZGはボンネットが開く。このL24型直列6気筒エンジンを完成後も見てよね〜という設計。で、ガバチョとボンネットを前開きにしたときに、無塗装大好きプラスチックの色ラヴァーの私もちょっとだけムラムラしたい。「グレーの中にちょっと色彩がある」というのがいいんじゃよね。

 で、やっぱり目に飛び込んでくるのは黒いシリンダーヘッドとキャブの横についているエアクリーナー(指定色はオレンジですが、実車の写真を見るとわりと赤っぽく見えるしここはオシャレポイントなので朱色でもオッケーでしょう)。黒は筆でもエアブラシでもちょいと塗ればキレイに発色しますが、オレンジはわりとどこの塗料を使っても発色しづらい。さらに下地がダークな色だと「一回白を塗ってから上に重ねる」みたいな手間がかかります。

 どっこい、NAZCAのフレイムレッドは一撃でバチコン発色してくれます。「なんかヤバいもんでも入ってるのか!?」と身構えるくらい。白の下地の上からピュアなレッドを塗った色と全く同じにはなりませんが、やや朱色がかった赤がどんな色の上でもキチーっと発色するのはエラい。わりと高級な顔料をちゃんとしたチューニングで混ぜないとこの性能は出ません。もちろん白下地にフレイムレッドを塗れば目に痛いほどのキンアカになりますぞ。

 色味的としては黄色寄りの赤なので、赤く見えて欲しいところに赤を手早く乗せたいとき、そして写真のようなレースカーの塗装やタッチアップに使えます(このGSRのAMG GT3に使われた赤とほとんど同じ色味なのでデカールを補う場面でめっちゃ重宝しました)。その発色の良さから時短にもつながるため、私がガンプラや戦闘機模型の塗装でもバンバン使っているNAZCAのフレイムレッド、まじオススメです。そんじゃまた。

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。