最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

「もう一度やり直せる圧倒的安心感」/MODEROID ティタノマキア リーパー:ブリッツシュラークのおもてなし。

 年末年始はついダラダラと過ごしていたけれど、そろそろ今年もプラモ作りを始めようかな……なんて思いはしたものの、いきなりの本格作業は体がびっくりしちゃうかも。ここはひとつ、難しいことは抜きにしてとにかく作る楽しさを感じたい。そう思ってプラモを1つ買ってきました。それがこの MODEROID ティタノマキア SIDE R リーパー:ブリッツシュラークです。

 プラモ作りって慣れていても大なり小なりの失敗をしちゃうものですよね。軸を折ってしまったり、パーツをえぐってしまったり…それでも経験を積めばパテやプラ板等を用いてリカバリーできたりするのですが、どんな熟練者でも一度ダメにしてしまったら最後、パーツ請求するか塗装する以外には無いものがあります。そう、それが「シール」です。シールは成型色で色分けしきれない部分を補ったり、今回のようなロボットプラモでは目だとかセンサー類のキラッと輝く部分に使われることが多いのですが、ほぼ一発勝負で貼らなければならず、もしも失敗すれば折れ目や傷が入ってしまったり、最悪の場合は貼ることができなくなってしまいます。それゆえ私は、いつになってもシール貼りは緊張してとても神経を使う苦手な工程です。

 ところが、ブリッツシュラークを作り始めて驚きました。説明書の指示では頭部のバイザー(目にあたる部分)に5番のシールを貼る指示となっているのですが、このシールを見てください。「ご、5番のシールが2枚あるー!!」。これはつまり、失敗しても完全に綺麗な状態のシールでもう1回やり直しができるということ。なんて嬉しい気遣いなんでしょう。ちなみにこのシールは同シリーズのパンヘッドと共通のシールとなっており、1~4番はパンヘッド用のものとなっています。そしてその1~4番もそれぞれ1枚ずつ余分に収録されているようです。やさしい。

 シールを貼る際、ピンセットを持つ手はいつも緊張で震え、そのせいで失敗のリスクが余計に高まっていたように思います。でも今回は失敗しても1度ならやり直せるという圧倒的な安心感からか、1発で綺麗に貼ることができました。ありがとう、2枚目の5番。出番は無かったけれど、きっと君のおかげだよ。

 近年は作りやすさに工夫が凝らされ、こんなの一体どうやって開発しているんだろう!? と驚くようなキットも少なくないように思うのですが、シールが余分にもう1枚ある、なんてとても単純なことで随分と変わるものだなあ、と開発者のやさしさをありがたく感じたのでした。

 たった1枚余分にシールが入っているだけで、本当に肩の力が抜けて楽しくプラモを作ることができました。MODEROID ティタノマキア リーパー:ブリッツシュラークでプラモの楽しさとやさしさを感じてみてください。それでは。

グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY)
¥4,450 (2026/10/13 23:08時点 | Amazon調べ)
グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY)
¥7,051 (2026/10/13 23:08時点 | Amazon調べ)
オトカワのプロフィール

オトカワ

1980年生まれ。キャラクターモデルを中心に製作。時々、模型誌で作例も作っています。

関連記事