

製品化発表と同時にモデラー界隈がざわついたハセガワのKP61スターレットです。私は世代じゃないのでこのコンパクトカーの何がすごいのか全然知らなかったのですが、「当時の同クラスの多くの車がFF(前輪駆動)に移行する中、ドライビングの楽しさを重視したKP61はFR(後輪駆動)を採用しており、パワフルかつ扱いやすいエンジン、シンプルな構造、軽量なボディを持つKP61は、多くの若者にとって初めてのスポーツカーとして親しまれました……」と言われると、なるほどこれは当時のヤングたちにとって思い入れのあるクルマなんだなということがヒシヒシと伝わってきます。
で、私が感動したのはクリアーパーツのノリシロです。これまでのハセガワ製カーモデルはボディに窓を慎重に嵌め込んで位置決めをしてクリアーパーツが汚れないように接着する設計のものが多く、組み立てには緊張感が求められたのですがこのプラモデルでは窓の周りに幅1.5mmくらいのベロが出ています。

ボディの内側にはこのベロとぴったり合う凹みが設けられており、窓をペシッとはめ合わせてから流し込み接着剤を少量置くだけで固定できます。窓が汚れちゃうかも〜という心配をしなくていいし、接着面積が足りなくて窓がパコンと外れてしまう心配もありません。嬉しい〜。

赤いボディカラーは組むだけでも雰囲気のいいものですが、少々透けます。黒いボディカラーのバリエーションも発売されますし、白ボディなら好きな色に塗るのも簡単そう。小さくて可愛い、けれどもキビキビとした走りに多くの人が気持ちを寄せたKP61スターレット、みなさんもノリシロの優しさに助けられながら組んでください。それじゃ今年も、いっぱいプラモデル作っていきましょう。