

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はちょっと大きめな艦船模型を初めて作るという方にもぴったりな、絶妙なキットバランスになっている「ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ 日本海軍 重巡洋艦 足柄」をご紹介します。

精密さを追い求めてどんどん細かくなっていった艦船模型の世界。その精密時代にまだ突入しきっていない、まさに「ほどほどの精密感と組みやすさ」を保っているのがこの足柄の良いところです!
ですので、間も無く戦艦とも言えるボリュームの重巡洋艦を初めて作るのにもピッタリというわけ。2000年に発売されたプラモなので、刻まれているモールドや構造物の仕上がりはとっても上品であります。船体は左右割りの分割を採用しているので、側面のディテールも綺麗です。発売後、実艦との長さが異なっていることが指摘されましたが、修正すると大変ですし、そのままで超かっこいいので気軽に作っちゃいましょう。GO!!!!

リノリウム甲板の凸線は細いながらもメリハリがあって、船体とは異なる質感を演出。構造物の立体感も素晴らしいです。


マストなども組みやすい適度なパーツ分割になっています。他のプラモデルに比べたら小さいパーツが多いかもしれませんが、艦船模型の中ではとっても良心的なパーツパランスに仕上がっているのです。

組み上げた時に合わせ目の処理などを極力減らすために、各階で分割された艦橋。全てのパーツがピタピタと合わさってくれるのでとても気持ちよい組み立て体験を楽しめます。

ガンダムでいう顔です。かっこいいぜ! 妙高型(足柄は妙高型の3番艦)のシュッとしたスマートな艦橋は本当にかっこいいのです。


左右貼り合わせる船体の中には、桁のパーツが入ることでズレなく組み立て可能。こういう配慮も嬉しいですね〜。

船体が貼れたので、甲板を乗せてみます。乗せるだけでこのピッタリ感。船体と甲板の合いがイマイチだと、完成後も美しいシルエットに見えません。ハセガワの足柄にとっては、そんな心配は杞憂に終わります。

艦船模型を快適に塗装したい時は、船体、甲板、構造物という、大まかに3つに分けて置くと良いです。僕はちょっとチャレンジしてみたい塗装方法があるので、今回はバラバラのままで週末フィニッシュします。全部組んでも3時間くらいで完成しますし、艦船模型は組んだだけのグレーの状態も非常にかっこいいのでオススメです。組んだり塗ったりを気軽に楽しめるバランスで大きな船を作ってみたいあなたに「ハセガワの足柄」を、超オススメします!! それでは〜〜。