最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

筆とスポンジで塗ろう。/顔の起伏、鎧の硬さ、刀の鋭さを楽しむ鎧武者のプラモデル、完成!

 顔。顔が難しい。しかし、黒×銀のワンツーステップのように、顔もピンクの濃淡で下地を作ると結構良い感じになる。下地にプレミアムトップコートのつや消しを吹いて、ピンクで塗り、さらに明るいピンクを塗る。このときに眉の端の方、頬や顎、鼻などについて確認するために自分の顔を触ってみると自ずと顔の出っ張っているところがわかるので、そこを意識し明るいピンクをメイクスポンジで叩いて塗りつけていくと下地のできあがり。明暗の下地をこれから塗装していく同系色でそこまで明暗差をつけずに作っていくと、ふんわりと柔らかな仕上がりになる。

マックスファクトリー(Max Factory)
¥4,424 (2026/09/16 13:08時点 | Amazon調べ)
ロージーローザ
¥507 (2026/09/16 12:10時点 | Amazon調べ)

 私はファレホのブラウンローズとオールドローズを下地にして、そこから肌の色はペールフレッシュを使ったが、塗装してから一時間くらい置くと全体の色味の差が収まって馴染んでくるので一旦放置して様子見。自分の顔を見たりしながら出っ張っているところを中心に武者の顔を仕上げていく。最適解は色々とありそうだけども、肌に使える塗料をいっぱい持っていると細かな調整がしやすい。肌を塗装するたびにバリエーションを増やしていったら、なんだかんだで私も15色くらい持つようになった。化粧品に凝る人の気持ちがよくわかる。

 鎧はというと、布や顔と違って硬質感が大事なのでカキンと明るい部分にアクセントを加えていくと良い感じ。それこそ下地が見えなくなるくらいに塗り重ねると自ずと塗膜の厚さから重厚感が出てくる。カドだったり出っ張っている部分を複数回塗り重ねていくとはっきりと明暗がつくので面白い。徐々に塗る範囲を狭くしていくと自然とグラデーション状になるのも気持ちがいい。

 刀の銀にもメイクスポンジが活躍する。ベタッと塗った銀もかっこいいけど、メイクスポンジ特有のチリチリとした細かな銀色の点が残るのが雰囲気があってかっこいいし、切っ先はしっかり塗りつぶすというような表情付けも簡単にできる。

 鎌倉時代の鎧武者のプラモデルの興味深いところは、実在する人間っぽすぎるところだ。だからこそ、本物っぽく塗りたくなるし、塗らないと……なんて気負いが出てくる。ただ、造形を生かして「ここは明るさを強調したら良さそうだな」と考えて塗装することや「このままでもかっこいいな」と筆目や色ムラが残っているところを生かす楽しみもあった。暗い色は真っ黒の部分、明るい部分は銀のドライブラシが道しるべ。そこから好きな色に塗って、かっこいい武者を作ってもらいたい。

マックスファクトリー(Max Factory)
¥4,424 (2026/09/16 13:08時点 | Amazon調べ)
KADOKAWA
¥1,430 (2026/09/16 12:10時点 | Amazon調べ)
クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

関連記事