

「Eランナーが追加パーツっぽいな」とタミヤの1/24 モーリスミニクーパー レーシングを作っていると勘づいた。収められたバケットシート、ロールケージ、オーバーフェンダーなどのパーツがまとまっていたからだ。
ロールケージをつけるために後方のシートのパーツに穴をあけるんだけども、いかにも後付けという感じで、「そこまでバシッと合わないかな……」と思ったらぴったりと合うから驚いた。もっというと、後半になって取り付けるオーバーフェンダーも「なんでこんな風に合うんだ?」とまじまじとパーツを見てしまうくらいにきれいにくっつく。
ドアのヒンジをよけるように作られた切り欠きがぴったりとハマったかと思ったら、そのまま前方まで車体に沿うようにくっついていくフロント側は特にびっくりした。その様子を味わっていると「車って結構凸凹があるんだな」と気づく。小さくて可愛らしいミニクーパーでも、こうしてゴツゴツしているところがあるものだ。

ボンネットをパカパカ開けるようにするためのパーツは左右が一体になった状態で接着する。その後、それぞれを切り離す方式で、これも新鮮だった。確かにこうすればどちらも同じ角度で取り付けられる。表面からテープでボンネットの位置を固定して完全に接着するまで待つ。こういった作業は新鮮に感じたが、当時は当たり前のものだったのかもしれない。それにしてもよく思いつくものだ。そういった工夫が随所にあって、作っていると次は何が待っているのかとワクワクしてくる。
現代っぽいシャキシャキとした設計とは違う工夫で形にしていこうという意思が感じられる設計は作っていてとても楽しかった。それにプラスチックの緑色がやっぱり綺麗だ。何も知らないくせに「レーシンググリーンが綺麗だな」なんて言いたくもなるほどだ。

今回、こうして箱を開けて作ろうと思ったのはフィアット500やアルファロメオ ジュリアをタミヤが再販してくれたからだ。「プラモって、やっぱりいつかは再販されるんだ!」と感動したから、ミニクーパーを作り始めた。いざ作り終わってみると、使わなかったパーツがいくつもある。これらの余ったパーツを使うようなバリエーション違いも含めていつかミニクーパーも再販してほしいと、それを見て強く願うのであった。