

パキッと鮮烈な青……かといって真っ青じゃなくて少し紫がかった良い色です。こんなプラスチックの塊が枠に収まっているのがPLAMAXの「イングラム & クラブマンハイレッグ エフェクトカラーVer.」です。鮮やかな方はイングラム、引き立て役と言わんばかりのサックスブルーはクラブマンハイレッグという組み合わせ。
イングラムのメインカラーは白である、という設定を汲んだプラスチックの色ではなく、こういう色もかっこいいんじゃないかという提案と違う別の選択肢は、本当にこだわったような色味がとにかく最高です。特に首を縦に振りたくなるところは、このプラモデルは二体のレイバーがセットになっているという特徴を生かした同系色のコンビネーションなところ。

だって、イングラムを青とした場合に、クラブマンハイレッグは何色でも良いはずです。それこそ、両者は対立している存在なのでオレンジとか茶色とか、互いの違いを色ではっきりとさせることも可能な中、同系色でまとめている。まるで、2体が並んだときの組み合わせが調和していて楽しいでしょ?と言わんばかりに。
「単純な青ではないイングラム」と「それに呼応するようなサックスブルーのクラブマンハイレッグ」は設定の色から離れています。しかし、プラスチック製の色の塊として見てみるととても綺麗です。最初からこの色にだからこそ「元の色からはかけ離れた思いもよらない色だけど良いな!」という素敵な想定外に出会えるのが非常に楽しい。

そういえば、イタリアのパトカーは青色ですね。もし、イングラムがイタリアに配備されたらこんなプラスチックみたいな色になるかもしれないです。日本から運ばれてきた白い大きな巨体を見て「参ったなこれは、青く塗らないと……」なんて話す向こうの整備士たちが目に浮かんできます。各国のパトカーの色を調べてみると、無さそうで有りそうなイングラムを塗装できそうです。この、エフェクトカラーVer.のように。