

週末が楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は固定モデルならではのポージングを手のひらサイズで楽しめるプラモ「PLAMAX MF 77 minimum factory 銀河漂流バイファム バイファム & ウグ アナザーカラーVer. 」をご紹介します。
ロボットのプラモといえばプラスチックの色でモチーフの色を表現しているものがほとんど。というか当たり前な事象です。しかし!! このアナザーカラーは箱を開けた瞬間に「どうして!? なんなの!? マックスファクトリー大丈夫???」ってなるんですが、これが組んでみると良いのです(もしバイファム 練習機の色と言われても全部オレンジは刺激が強いぞ!!)。俺の頭の中に「ガシャポン戦士 SDガンダムワールド」の記憶が蘇ります。青や赤、緑などで成型されたSDガンダムたちは、設定のカラーリングなんて無視しても超かっこよかった……何よりあの色のまま並べているのが本当に楽しかったのです。その体験が、この「アナザーカラー」を組んで爆裂に蘇りました。

そして色で面食らった後には、パーツ分割でびびります。昨今の固定モデルのロボットプラモは、「足を作るから足のパーツだけ」という、部位的分割の考えを捨てているものが多く、ポーズが決まった状態で胴体と足が一体になっていたりします。


週末モデリングにぴったりなほど、少ない工程で完成するのもこのプラモデルの良いところ。2体が30分で組み上がります。そんな手軽さも、カプセルから出して、武器とかのパーツを切り離して装備させてワクワクしたガシャポン戦士のようです。



そして組み上がった瞬間、「このメカならこのポーズだよね!」って言う印象的な姿が机の上に爆誕します。これが本当に気持ち良いのです。


かつて販売されていた多くの立体物は、誰もが想像していなかった色で普通に売られていました。でもその中にキャラクターの色を想像したり、むしろこの色がカッコ良い! たくさん同じ色で並べたい!! そんな思いを駆り立てるものでした。今プラモは、細部カラーリング表現、可動、たくさんのパーツと多くのニーズが満たされるものとなっています。しかし、この「PLAMAX MF 77 minimum factory 銀河漂流バイファム バイファム & ウグ アナザーカラーVer. 」は、今の当たり前と思われているプラモデルの要素をそぎ落とし、あえてステップバックするチャレンジプラモとも言えます。固定モデルならではのポーズ表現、速攻で組み上がるスピード感、モデラーの脳を刺激する成型色。一度組むといつも作っているキャラクターモデルやスケールモデルとは違った楽しみが味わえます。ぜひこの週末、作ってください。それでは〜〜。