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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。何個も作りたくなる魅力満載のPLAMAX VF-1 バトロイドバルキリーシリーズ/「VF-1A マクシミリアン ジーナス機」 

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はマックスファクトリーのプラモブランド・PLAMAXから「PLAMAX 超時空要塞マクロス 1/72 VF- 1A バトロイドバルキリー マクシミリアン ジーナス機」(以下マックス機)をご紹介します! このプラモ、あまりにも組みやすいのでマックス機のようなバリエーション機を作っても飽きがこない魅力があります。ぜひ主人公の一条輝機やロイフォッカースペシャルと合わせて作って欲しいのです。

 マックス機といえばこの鮮やかな青が印象的。白を基調としたVF-1の中でも派手さがあります。そしてこの青を表現した成型色(プラスチックの色)が素晴らしいですね。コバルトブルー寄りの赤みある青で、透けも全くありません。組み立てるだけでマックスになっちゃう〜〜!

 フレームや武装もしっかりと成型色で色分けされているので、細部の細かいカラーリング以外はプラの色だけでも十分楽しめます。細部は付属のデカールを貼ることで色を再現できますよ。

 頭部メインカメラのクリアーパーツのディテールがとっても気持ち良い仕上がり。マクロスらしさ全開の彫刻デザインにニコニコしてしまいます。厚みのあるパーツですが、透明度は抜群です。

 そしてPLAMAX VF-1 バトロイドバルキリーに共通している美しさが、この曲面。設定イラストや過去のプラモデルのパッケージイラストに描かれた魅力的なバトロイドのシルエットに、全力で向き合っています。バトロイドにおける至高のかっこよさを目指した結果のパーツが、綺麗にランナー(プラモデルのパーツが収まっている枠)に収まっています。

 本キットは接着剤を使用することが推奨されていますが、使わなくても嵌合で各パーツキープできます。塗装する時に気軽に分解できますね。上半身を作っていると現れる上面ディテールが最高。俯瞰から模型を見たときに、上面の情報量が多いので、模型がとてもシャープに見えます。

 PLAMAXのVF-1 バトロイドバルキリーを週末にオススメしたい理由が「圧倒的組みやすさ」。手首は複数付属するので「作るのめんどいな〜」って一瞬思うのですが、何と全て「2パーツ構成」。左右を貼り合わせるだけで握り拳・平手・武器持ち手・ポーズ用が完成してしまいます。しかも造形もピカイチ! 動く指に苦労したり、複数のブロックを組み合わせて手首を作るような工程は一切ありません。

 さらに足首です。昨今のキャラクターモデルはパーツ数を多くして足首に可動を仕込んで、グニグニ動かせるものが多いです。しかし本キットは、立ち姿が一番カッコよくなるように、形状と足首の開きの角度が見事に調整されています。そのため足首もポリキャップを含めて3パーツというシンプル設計! このシンプルさとかっこよさを両立した設計により、手脚を2個ずつ組んでもストレスがないのです。

 シンプルな設計だからといって、可動をおざなりにしているわけではありません。超絶動くではなく「ロボットプラモとしてカッコよく飾れる範囲での可動範囲」がキープされています。このちょうど良さによって、完成後もディスプレイが安定するのです。動きすぎるモデルはときに飾るのが大変だったりしますからね。

 脚部側面の分割は、まさにマックス機や柿崎機といったツートンカラーになる機体のために用意されたおもてなし。素組みで楽しむ人も、塗装をして楽しむ人もニコニコになれる分割です。

 そして「さすがフィギュアメーカーだぜ!」と唸ってしまうフィギュアが付属するのも、本シリーズの良いところ。パイロットスーツのデザインを巧みに利用して、袈裟斬り状に分割されているマックスを、接着剤で貼り合わせてあげましょう。それだけで、足元がデカルチャー!

 およそ18cmというボリュームあるモデルが、2時間でストレスなく完成するスーパープラモデル。PLAMAXのVF-1 バトロイドバルキリーは本当に組みやすいので、週末に2体組むなんてこともへっちゃら! ぜひこの週末に楽しんでくださいね。それでは〜。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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