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知らなくたって気になるアナタ/プラモデルで「はじめまして」のマキマさん。

 学生時代に友達を古着屋巡りをしたあとにファミレスでポテトを食べながら「いやー、アルバム聞いたくらいじゃちょっと着れなくない?」という話をしたことがある。バンドTシャツの話だ。バンドを知っているだけではなく、アルバムを聴いただけではなく……というバンドTシャツを着るまでの”心構え”の話。

 当時は、「あー」とか「うーん」とか言いながら適当に話を合わせていたと思う。バンドTシャツを着るも着ないも自由だし、好きなものにそういう信奉を捧げる気持ちもわかるからだ。ただ、当時も今も変わらない気持ちがひとつだけある。それは「Tシャツから入って、楽曲にハマったっていいじゃないか」ということ。

 『チェンソーマン』を知らなくたって、気になる見た目をしているて……と感じたのがマキマさんだ。いかにもミステリアスな雰囲気で敵か味方かわからない。ただ、それよりも明らかに心を奪ったのは、「マキマさんがプラモデルとして売られている」ということ。スケール表記もなく、ただなんとなく伝わる「完成品はデカそうだな」という雰囲気。価格なのか箱の材質なのか、箱の裏面に書かれた「スタチューフィギュアのような」というフレーズがそう思わせる理由なのか。

 実際に箱を開けて見ると、思った通りにデカい……というよりも、「長い」と感じる。脚がスラッと伸び、シャツのシワの表情も豊かだ。というか、これだけ大きさの人間のプラモデルを見かける機会がなかなかないので、他では味わえない表現力を放っている。PLAMAXのチェンソーマン マキマはプラモデルとしてこの時点でユニークだ。それに加えてプラスチックの色で色分けはほとんど完了しているし、顔も印刷済み。肌色がとっても綺麗だ。

 車や飛行機なんかは見たことなくても平気で手を伸ばすくせに、どういうわけかこういうキャラクターものは「知らないから」という理由で手を出すことを躊躇していた部分がある。ただ、これだってプラモデルだ。気になる見た目のプラモだからという理由で作り始めて、原作にハマるなんてことがあっても良いだろう。

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クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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