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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。電動ドリルが作れるプラモ「タミヤ 電動ハンディドリル」で工具環境パワーアップ!!

▲プラスチックの塊に、電動パワーでゴリゴリ穴を開けちゃうぜ

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はプラモを作るための工具を自分で作るプラモ「タミヤ クラフトツールシリーズ No.14 電動ハンディドリル」をご紹介します。電動ドリルがプラモだって? どういうこと?

▲プラスチックのパーツがランナーに繋がっている〜〜。プラモです

 プラスチックや木材にゴリゴリと穴を開けられる本格的なドリルが作れるキットです。プラモを作るための工具がプラモの様な商品の形態で売っているのもユニークだし、それを自分自身の手で作るってのも楽しいですね。電動ドリルは一つ持っていると本当に便利! まだ持ってない人は、このキットを作って手に入れちゃいましょう。

▲この青がかっこいいのよね! でっかいプラスチックの塊も見ていて気持ちが良いです
▲こちらが内部のパーツ。モーターBOX、トリガー、ギアなどがランナーに収まっています
▲シャフトやビス、ワッシャー、ドリル(2mm)、ドリルチャックなど。こういった細かいパーツは、フチが付いているお盆の上で作業すると紛失を予防できます

 ミニ四駆の様にギアやシャフトにグリスを塗る箇所が多数あります。滑らかに動いてくれよ〜って祈りながら、ひとつひとつのパーツに塗り込んでいきます。普段は電動で動くものを作らないので、こう言った作業が新鮮であり、完成後にちゃんと動くかな〜というドキドキ感も常に感じていました。

▲爪楊枝でグリスを塗り塗り

 組み立てながら、各部の連動ギミックをチェック! トリガーを引くと内部のレバーが連動して、スイッチ金具が電池にピタッと合わさる流れが見えます。作ることでメカの内部がわかるので、本当に楽しいです。

▲トリガーを引くとかちゃかちゃと連動するのが楽しくて、組み立て途中でもついつい遊んじゃいます
▲モーターからギアをとおして力が伝わっていく。このドリルは毎分450回転の低回転高トルクタイプで、穴あけ加工に最適な設定になっています
▲プラスチックのボディにドリルを装着!! 一気にそれらしくなります。キットには2mmのドリル刃が付属します

 2mmのドリルの他に2種類のドリルチャック(1mm〜2mm用、2mm〜3mm用)が付属。お手持ちの1mm〜3mmのドリル刃をセットして使用できます。

▲電池はついてきません。単三電池を別途準備してください

 組み立てて電池をセット。トリガーを引いてみると気持ちよい「ウィ〜〜〜ン」という音と共に、ドリル刃が回転し始めました。早速手元にあったフィギュアの足の裏に、塗装の持ち手に刺すための穴を開けてみます。

▲一瞬で刃がぐっと食い込み綺麗に穴が開いていきます!! 気持ち良いぞ〜〜〜
▲10秒もかからずに結構な深さの穴が開けられました。実用性抜群です!!
▲持ち手の棒をブスッと刺します。これで塗装が快適にできますね
▲ちょっとレトロなデザインの箱がかわいい〜〜。でも中身のドリルは超頼もしいですよ

 楽しく作れて、しかも性能もしっかりしている「タミヤ 電動ハンディドリル」。こちらの兄弟機としてリューターも発売しています。プラモを作るための工具を、キットとして提供し、プラモを作る楽しさをさらに味合わせてくれるタミヤに乾杯ですね! ぜひこの週末、あなたの手で電動ハンディドリルを作ってください。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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