

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はタミヤより再生産となった1981年生まれのカーモデル「トヨタ・ソアラ・ターボ2000VR」をご紹介します。発売当初はヤマハのスクータ「ベルーガ」もセットされたりしていましたが、今回は車のみのパーツで再生産されています。

1981年2月に実車がデビューしたソアラ(トップモデルは2800cc。キットは2000ccのターボモデルを立体化)。この当時の高級パーソナルカーとして爆発的人気を博し、トヨタの歴史に輝く車の一つとなりました。トヨタにとっても初の高級パーソナルカーということで意欲的な試みが多数盛り込まれました。
その中でもプラモデルの見映えにも影響しているのがシート。ソアラはモケットシート(新幹線などのモフモフした気持ちいいシート)が採用されていて、あのモフッとした感じがプラスチックで表現されています。見るからにモフモフしてそう……。

そんな高級シートを盛り上げるのが「デカール」です。モケットシートのストライプ柄を再現できます。モフモフ感に美しい柄が入って、さらにカッコ良くなるのです。

1981年頃のタミヤのカーモデルにはドライバーが付属するものが多く、ソアラにもセットされています。シャシーと同じ黒いランナーについたアニキ。迷わず塗りましょう。「銀」を。それだけで……。

GO!!!!できます。手原型らしいデフォルメが効いたアニキをメタルにして、運転席に座らせる。もし車のボディを塗るのが難しいな〜と思ったら、アニキだけメタル化してみてください。それだけでそのカーモデルはあなただけのもの! 銀色もたくさんあるから、十人十色なメタルアニキができちゃうね!


車体パーツのルーフに謎の切り欠きが……実車がこうなっていたら大変ですね。これはソアラのサンルーフの開閉ギミックを楽しめるように、別パーツ化されたもの。ルーフからデザインナイフで切り取り、使用します。他にグラスタイプのものが、クリアーパーツのランナー(プラモのパーツが繋がっている枠)にセットされています。

ルーフの内側にはレール状のパーツがあり、このように開閉できます。


ライトの内側はメッキパーツで表現されます。中央に大きな糊代があるメッキパーツなので、接着も簡単。デザインナイフで接着面のメッキをゴリっと剥がして、プラ用接着剤でペタリと貼るだけ!

フロントのメッキパーツの彫刻がメリハリがすごくあって迫力満点。特徴的な部分をかっこよく誇張されているプラモデルは大好きです。

1981年に発売されたプラモだけあって、構成は非常にシンプル。だから1時間で車の形になりました。車模型シーンでも、80年代から90年代の車にスポットライトが当たっている今、あの時代を代表する高級パーソナルカーを爆速で作れるプラモとして「タミヤのソアラターボ2000VR」はとても重要なキットと言えます。ぜひこの週末作ってくださいね! それでは〜。